待ちぼうけの日々

地元のCM制作会社に履歴書を送って5日経った。これまで履歴書を会社に送ったことなどなかったので、返事の連絡がいつくるのかが分からず、ただただ待ちぼうけの日々が過ぎる。どこかへ出掛けて何かをするべきかもしれないが、別のことに気がまわらない。そういう相変わらずの自分らしさに諦めと若干の嫌悪感を抱きながら、ずっと部屋で過ごしている。幼いころから、基本的に一人遊びが好きな子供だったので、一人で時間をつぶすことに苦痛は無い。何もすることはなくても、何かしら時間は過ぎる。この数年間、そういった時間を一体どれほど消化してきたのだろうか。いつものように顧みようとして、すぐやめた。それが無意味で巨大な空しさを伴っていることをよく知っているからだ。

 梅雨に入ってもう十日が過ぎた。もう六月も終盤だというのに、ちっとも雨が降らない。雨が好きではないが、窓外に降りしきる雨音は気持ちが落ち着いて心地いい。もしこのまま梅雨が明け、夏がきても気持ちの疲れが解消されないままだ。四季の中で一番好きなのは夏だが、それは梅雨の静寂な閉鎖感の直後に訪れる解放感によるところが大きい。このままでは、夏の良さが半減だ。というようなことを考えながら、いっこうに雨を許さない曇り空を眺めた。


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