さくらん

今日には次の日がある。

今日の次の日は明日。

でも、明日にも次の日がある。

明日の次の日は明後日。

でも明後日にも次の日がある。

次の日がなくなることはないのだろうか。

ある日ふと、「今日は次の日はないよ」なんてことにならないのだろうか。

だいたいさ、いつまでも明日があるってことは、なんか良いことのようにも聞こえるけど、よく考えたら、「終わりがない。エンドレスってことだよ」

そういう捉え方をすると、かなり疲れる。

それに、いつまでも明日があるっていう考え方はものすごく危険な気がする。

だって、いきなり今日が終わりだったらどうするの?

明日やろうと思っていたことができずに終わってしまう。

それは、多分ものすごく大きな恐怖だと思うよ。

ほんと、実際どうだか分かったもんじゃあない。

毎日、毎日、当たり前のように眠るけど、ふと眠ったが最後、朝が来ないなんて日がいきなり来るかもしれない。

人間なんて、すべて知っているつもりで存在してるけど、考えれば考えるほど、思えば想うほど、知らないことばっかりだよ。

しかも、そのほとんどは、人間には分かる術もないことなんだよ。

あーあ。もう嫌になる。ほんとうに。ちっぽけすぎて。

「ああ、なんでこんなに……」っていつも思う。

こうなってくると、時々何もかもが「ウソ」だったらと思ったりする。

何もかもが、自分も、空も、光も、テレビも、気持ちも、常識も、歴史も、世界も、すべてが「ウソ」だったら。

どうなるのか。

そう感じる時は、自分の意識がどこか少し遠いところにあるような気がして、とてもとても不思議になる。

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