修理に出していた営業車が先週の土曜日に返ってきた。
週が明け、昨日の月曜日からまた“不調”の兆しはあった。
昨年の夏同様、エアコンが効かない。
今年も蒸し風呂のような営業車で過ごさなければならないのか……。
と、不安に思っていた矢先、危惧は危機に急変。
上り坂に差し掛かると、どうも変な音がし始めた。
アクセルを踏み込む程に、カタカタと明らかに何処かの何かが正常でない音が響く。
更には、エンジンの回転数も明らかに上がらなくなってきた。
タイミング悪く、場所は山越えの桜三里。
こんな山奥でのエンストだけは勘弁と祈りながら、なんとか山を越えた。
そして、平地に入り最初の信号待ちをした途端、エンスト……。
ゾッとした。
山は越えたといっても、まだ隣町の郊外。
こんなところで立ち往生してしまっては、色々と面倒なことこの上ない。
再び祈りながらキーを回す。
すると、弱々しくもなんとかエンジンはかかった。
ちょうど昼時で特にアポイントメントは入っていなかったので、
一路“かかりつけ”の修理屋を目指した。
どうやら停車すると確実にエンストする状況らしく、
その後も信号待ちや渋滞にあう度にエンスト。
ハザードを点けつつ、再始動を繰り返し、なんとかかんとか修理屋に辿り着いた。
おかげさまで、代車に乗り換えた午後はエアコンもよく効いて快適に過ごすことが出来た。
もうあの営業車は寿命だろうな。
とても危機的な状況だったが、
我ながら偉いもので、営業職も6年を経て、
営業車がらみの修羅場も多々経験してきているので、
元々調子のよくなかった車で再度トラブルが生じたくらいでは、
それほど動じなくなったことに気付く。
自分にとって良いことも、嫌なことも、
やはり「経験」して、結果的にやり過ごしてみることが、とても大切だと思う。
だから、少々失敗してうまくいかないことが続いたとしても、
必要以上に気にしなくていいのにと思う。
まあそう言う自分自身こそが、
失敗と自己憐憫の連続で、
毎度「この世の終わりだ」という程に滅入り続けてきたわけだが。
それでも、結果としてやり過ごしてきたことだけが、
自分にとって仕事の上で唯一の財産のように思える。
自分よりも遥かに若くて、遥かにやる気がある人たちの「去就」を目の当たりにして、
つくづく「残念」に思うことが、このところとても多い。
たとえ車が煙を出して止まっても、
そんな車にずっと乗っている必要なんてなくて、
歩いてだって、何だって、
山なんて越えられるのに。

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