先月末、TSUTAYAに行くと、店員が妙な格好をしていた。
正確に言うと、黒いマントのようなものを羽織った人とぶつかりそうになり、その人がいやに丁寧に謝ってきたので、店員だと気付いた。
その後、近所のスーパーに行くと、レジのお姉さんもおばさんも妙なかぶり物をしていた。
たぶんその日は街のあちこちで同様の光景を目にした人も多いのだろう。
なんてことはなく、各店舗が“ハロウィン”に便乗した扮装である。
毎年思うが、ハロウィンなんて行事はイマイチ日本で定着していないのに、
なぜにこうもしつこく浸透させようとしているのだろう。
どうせ何かしらの業界のビジネス戦略なのだろうが、
無理矢理にのせられて、妙な衣装を着せられている店員を見ると、
嫌悪感を覚えるまではいかないが、違和感は確実に覚える。
同じような感じで、「恵方巻」や「ボジョレーヌーボー解禁」などに対しても、
そもそも年中行事として定着していないものを、無理矢理にさも「常識」と言わんばかりに押し付ける商業主義が垣間見えて、なんだかなーと思う。
なんだか、歳を重ねるにつれ、年間の「行事」の数が増えてきているように感じているのは、自分だけなのだろうか。
年中行事が増えること自体は、色々と楽しみも増えることなので、別にいいとは思う。
ただ、なんでもかんでも誰かしらの「思惑」に乗せられて、
意味も分からず有り難がるのは、「格好悪いなー」と思う。
先日行った愛娘の「お宮参り」や「お食い初め」も、
自分の中では近年になって急激に聞き慣れてきた行事だったので、
本当に昔から行われてきていたものなのか?と疑問を抱いていたが、
これは単に、自分自身がそれらを行った記憶と記録が残されていないだけで、
一応「常識」らしい。
まあ、様々な行事を、何をもって「常識」とするのかなんてことは、
結局のところ、個々人の生活環境における価値観に委ねられるのだろうと思う。


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