父親のひとりごと
父親のひとりごと
2014☆Brand new Movies 「黒薔薇の館」<8点>
この現世に「魔女」というものが存在するのならば、それは丸山明宏(美輪明宏)のことだと思う。ちょうど10年前に、今作と同じく深作欣二監督作、丸山明宏主演の「黒蜥蜴」を初めて観た時と同様に、そう感じた。インモラルなオープニングクレジットを皮切り…more
2014☆Brand new Movies 「トラック野郎 御意見無用」<7点>
物凄くとっ散らかっていて雑で下品な映画である。しかし、主演俳優のほとばしる「熱量」のみで、無双の娯楽映画に仕上がっている。諸々の表現やストーリー展開も含めて、決して褒められた映画でないことは明らかだろう。でも、この映画に当時の多くの観衆が魅…more
ひとりごとの記憶20s-30s 暴風雪警報
2014☆Brand new Movies 「遙かなる山の呼び声」<9点>
“心が洗われる”とはこういうことか。と、思った。北海道の雄大な自然の中で、人間が人間として“生きる”ことの難しさと、厳しさ、そしてそれらがあるからこそ見いだされる素晴らしさが、決して仰々しくなく少しずつ滲み出るように映し出される。冬の厳しさ…more
2014☆Brand new Movies 「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」<5点>
タイトルが示す通り、なんとも「奇妙」な映画だった。それは霊やら死神やらが登場することによる奇妙さではなく、娯楽映画として妙なバランスを見せる映画だったということ。監督は、「ハムナプトラ」シリーズのスティーヴン・ソマーズ。愛すべきベタなB級テ…more
2014☆Brand new Movies 「ゴーン・ガール」<9点>
「怖えぇ…」苦笑いを引きつらせつつ、そう思わず呟いてエンドロールを迎えた。この“恐怖”は、必ずしも或る登場人物の狂気的な行為にのみ向けられたものではない。もっと普遍的な恐ろしさ、それこそ世界中の人々がその身を置いている一つの関係性が持つ恐ろ…more
2014☆Brand new Movies 「スター・トレック(1979)」<7点>
クライマックス、宇宙の果てで邂逅した機械生命体と人間が眩い光の中で「結合」する。比喩でも揶揄でもなく、それは機械と人間との“セックス”だ。字面だけを捉えれば、とても突飛でぶっとんだ表現だけれども、これこそがこのSF映画史に残るエンターテイメ…more
ひとりごとの記憶20s-30s ジョーガンネ
2014☆Brand new Movies 「ヴィンセント」<6点>
ティム・バートンの「初監督作」となるストップモーションアニメ。たった7分間の超短編ではあったが、既に見紛うことないティム・バートン映画に仕上がっている。この短編に内包された世界観が、その後の彼の作品のすべてに拡大していったと言っても過言では…more