#ドラマ

2019☆Brand new Movies

「アノマリサ」<8点>

冒頭から、強烈な“違和感”を突きつけられる。或る都市へ向かう飛行機内の乗客たちの何気ない会話音のはずだが、なんだか物凄く気持ちが悪い。その理由が、乗客の声がすべて同一の無機質な男の声であることに気づくのに時間はかからないけれど、なぜそんな奇…more
2019☆Brand new Movies

「ちはやふる 下の句」<7点>

“青春”というエネルギーと、“かるた”という古典の表現が、融合することで生じる忘れ難きエモーションが、前作「上の句」から引き続き映し出される。前作同様、広瀬すず演じる主人公の、眼差し、疾走、笑顔、嗚咽、白目(お約束)、すべてがエモい。主人公…more
2018☆Brand new Movies

「ボヘミアン・ラプソディ」<9点>

嗚呼、なるほど。この作品は、もう「映画」という領域の範疇を超えているのだと思った。世代も、無知も、趣向も、もはや関係ない。この映画と、描き出された人たちのことを何も知らなくても、スクリーンを通じて目の当たりにしたものに、只々、涙が止まらなく…more
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2018☆Brand new Movies

「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」<8点>

何とも言えぬ後味。感情の深い部分にねっとりとへばりつくような余韻も残しつつ、潔さも感じる。監督はソフィア・コッポラ。そう、彼女の映画はいつだって痛々しいほどに、潔い。南北戦争の最中、負傷し南部の森の中を彷徨う北軍兵士の男が、自給自足の暮らし…more
2018☆Brand new Movies

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」<9点>

かの国は、どの時代も多大な危うさと愚かさを孕み、危機的な状況に陥る。だがしかし、どんな時代であっても、その過ちにに対して是非を唱えることを躊躇わない国民性と精神が、しぶとく、力強くその存在を主張する。勇気ある個の主張が、次第に大きなムーブメ…more
2018☆Brand new Movies

「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」<9点>

“トーニャ・ハーディング”が、テレビカメラ越しに、やや諦観しているような真っ直ぐな眼差しで、軽薄な「大衆」に向けて、「あなた」という呼びかけと共に、静かな怒りと諦めをぶつける。「あなた」というのは、まさに自分自身のことだと思えた。1994年…more
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「おもひでぽろぽろ」

何のきっかけだったか、徐々に気忙しくなり始めた晩秋の頃に、この映画を無性に見たくなった。子供の頃に初めて観たときは、まったくピンときていなかった。まあ、当然だろうと思う。だが今は、鑑賞し直すたびに、つくづく名作だと思う。なんでもない人間のな…more
2018☆Brand new Movies

「タリーと私の秘密の時間」<8点>

長女7歳、長男4歳を持ち、共働きの妻とともに、“子育て”をしてきたつもりの父親(自分)にとっては、問答無用に身につまされる作品だったことを、先ずは認めなければなるまい。日本語タイトルに「時間」という言葉が使われているが、子を育てる、つまりは…more
2018☆Brand new Movies

「アバウト・タイム 愛おしい時間について」<8点>

とても愛らしい映画だった。この映画が多くの映画ファンに愛されている理由がよく分かる。タイムリープ能力を有した主人公のラブストーリーといえば、傑作「バタフライ・エフェクト」だったり、クリストファー・リーブの「ある日どこかで」だったり、今作同様…more
2018☆Brand new Movies

「続・深夜食堂」<4点>

漫画「深夜食堂」と、ドラマ版「深夜食堂」の大ファンである。一人飲みの際には、最高の「肴」となる世界観を映画化してくれたこと自体は嬉しかったが、必然的な物足りなさを前作には感じた。深夜帯の限られた時間の中でまさに“つまむ”ようにミニマムな人間…more
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