#ドラマ

2013☆Brand new Movies

「夢売るふたり」<8点>

どこにでもいる普通の夫婦。そんな彼らの両の瞳の黒が、展開と共にじわじわと深まっていく。映画は、序盤コメディタッチで描かれるが、ふいに垣間見えるその瞳の深い黒色が、安易な笑いを拒絶するようだった。誰が見てもおしどり夫婦だった二人が、突然訪れた…more
2013☆Brand new Movies

「風立ちぬ(1976)」<6点>

太平洋戦争真っ只中、日本中が暗い影に陥る中で、密かな恋心を募らせた男女。出征、肺結核、二人に示された道はあまりに過酷だ。それでも、離れることが出来ず、与えられた限られた時間を共に過ごした彼らの姿と事の顛末は、今となってはあまりにありふれたス…more
2013☆Brand new Movies

「金融腐蝕列島【呪縛】」<7点>

大手銀行の経営崩壊危機、それに伴う日本経済の混乱、日々のニュースのトピックスでそういった言葉が乱れ飛んでいても、小さな一般市民にとっては、事の重大さの意味は理解出来ても、どこか別世界の出来事のように思えてしまうのが実情。でも、それらを司る金…more
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2013☆Brand new Movies

「アルゴ」<9点>

“偽装”によるイラン国外への脱出に危険とそれに伴う恐怖を訴える外交官たちに対して、主人公は「偽装だけが銃から身を守る」と諭す。人間、極限までに進退窮まれば、最後に唯一できることは“偽る”ことだけなのかもしれない。そして、人間による“偽り”と…more
2013☆Brand new Movies

「サニー 永遠の仲間たち」<7点>

夏に同窓会をやるというので、実家から中学校の卒業アルバムを引っ張り出してきた。15年以上経過していて、確実に記憶は薄れている。でも、記憶は決して無くなりはせず、ふとしたきっかけで甦り、思い出した瞬間からまた新しい記憶になるのだと思う。かつて…more
2013☆Brand new Movies

「フライト」<9点>

いきなり映し出される或る女性の乳房。そして、その女性と一夜を共にしたらしい主人公は、元妻からの電話に叩き起こされ、苛立ち、子供の教育費の催促に億劫に応答しながら、真っ裸でうろつく女性の下半身を凝視する。おおよそ“ロバート・ゼメキスの映画らし…more
2013☆Brand new Movies

「SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」<6点>

シリーズ通してひたすらに貫かれた“ワンシーンワンカット”という手法。それはもはや、この映画に携わる人達の“意気込み”そのものだったように思える。そして、登場人物たちの生々しい姿を切り取ったその手法と効果は、3作目にして極まったと思う。昨夜今…more
2013☆Brand new Movies

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」<10点>

美しい動物たちを背景にして、オープニングクレジットのフォントが、軽やかに踊る。その秀麗で愛らしいオープニングを目の当たりにした時点で、「ああ、これは良い映画だな」と確信めいたものを感じるとともに、この映画は長い年月に渡って多くの世代に愛され…more
2012☆Brand new Movies

「レ・ミゼラブル(2012)」

2012年、年の瀬。たぶん、今年一番泣いた。生命をまっとうした人物たちが、人生の讃歌を高らかに歌い上げるラストシーンに涙が止まらなかった。こんなにも泣くつもりはなかった。「レ・ミゼラブル」という物語については、原作も読んだことがあるし、過去…more
2012☆Brand new Movies

「メランコリア」

はっきり言って、非常に感想の表現が難しい。とてつもなく深遠な映画のようにも思うし、至極退屈で浅はかな映画のようにも思える。監督自身が“鬱病”を患い、その自身の内情をそのまま映し出したかのような“悪い夢”のような映画だった。自分自身の中に「鬱…more
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