スバラシネマReview

2012☆Brand new Movies

「銀河ヒッチハイク・ガイド」

「天地創造」の真理に何の変哲も無い“一般ピープル”が触れるという物語の設定は、藤子・F・不二雄のSF短編漫画を彷彿とさせる。惑星の崩壊と再生という大スペクタクルが、SF的観点と哲学的思想を巡り巡って、一人の男の言動に集約されるという顛末は、…more
2012☆Brand new Movies

「ある戦慄」

日曜深夜の都会の地下鉄、自身の人生に対して様々な不満や不安や葛藤を抱えた人々が偶然に乗り合わせる。それはどこにでもある日常の風景だろう。そこに、単純な「粗暴」という言葉ではおさまらない、気が違っているとしか言いようがないチンピラ二人組が乗り…more
2012☆Brand new Movies

「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」

12年前か13年前、高校の文化祭で12人の友人たちと体育館のステージの上で歌って踊った。当時流行っていたユニットの振り付けをコピーしたカラオケに毛が生えたようなパフォーマンスだった。ふいにその時の写真を見てみると、思わず苦笑いをしてしまうけ…more
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2012☆Brand new Movies

「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」

想像以上に“可愛らしい映画”だった。もっと単純に「オタク魂」に突っ走っただけの映画だと思っていたが、主人公のへなちょこ野郎の恋模様と、彼を取り巻く友人たちの人間模様が、とてもファニーに映し出されていて、それだけで充分に愛着を持てた。“憧れの…more
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「スリーデイズ」

或る朝、突然殺人罪で逮捕された妻。夫は愛する妻の潔白を信じて裁判を繰り返し闘い続けるが、すべての証拠は彼女の犯行を示している。ついに追い詰められた夫は、すべてを投じて妻の脱獄を画策する……。最後の最後まで言いようの無い緊張感が続く映画だった…more
2012☆Brand new Movies

「暗戦/デッドエンド」

何とも言えない後味を残す香港映画だった。突っ込みどころは多く、ところどころチープに感じる描写も目につく。でも、エンドロールが過ぎ去って「終劇」の大文字が掲げられた頃には、不思議な印象深さと愛着を伴っていることに気付いた。冒頭、アンディ・ラウ…more
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「マチェーテ」

“いかつい”なんて形容ではあまりに言葉足らずの風貌の主人公が、巨大なナタを振り回す冒頭のバイオレンスシーン10分。そして、そうそうたる濃い過ぎるキャストが勢揃いのラストの大乱闘シーン10分。この映画は、その合計20分だけで充分!というかそれ…more
2012☆Brand new Movies

「アウトレイジ」

タランティーノばりに馬鹿馬鹿しい映画だなと思った。勿論褒めている。ヤクザが雁首付き合って罵り合い、殺し合い、血みどろになる。ただそれだけの映画だと言って良い。それだけで面白いのだから良いのだと、映画作品そのものが堂々と居直っているように見え…more
2012☆Brand new Movies

「トゥモロー・ワールド」

或る深夜。寝室から愛娘の泣き声が聞こえる。夜毎の夜泣きは楽ではないが、それは彼女が“生きている”ということの一つの「証明」のようにも思えて、とても安心する。自分に子供が生まれ、明確な「恐怖」として感じるようになったことがある。それは、幼い命…more
2012☆Brand new Movies

「50/50 フィフティ・フィフティ」

27歳の若さで癌を宣告される主人公。生存確率は50%(インターネット調べ)。もちろん物語の主軸は主人公の“闘病”の様だが、この映画が凄いところは、決して病そのものの悲劇とそれに伴う安直な感動を描いているわけではないということだ。この映画に描…more
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