未熟

サングラスを買いに行った。寂しい日曜日だった。

寂しがりやのくせに、孤独を求めている。

なんでもない、ほのかな心のゆとりが欲しい。

それは何だろう。分かっているはずなのに、分からないふりをする。

「自分」というものが、まだまだ理解しきれてないように思う。

そんなことで、自分以外の人間を知り、創り出そうなどと……。

自分でも嫌になるくらい、自分の未熟さに腹が立つ。

いつになったら、皮を剥すことが出来るのだろう。

このままでは、次々に生まれる大いなる不安に押し潰されてしまうのではないか。

(以下妄想の会話・省略)

「うん?ああ元気さ」

コメント

タイトルとURLをコピーしました