八丁堀のビジネスホテルにチェックインし、荷物を置いて、休む間もなく部屋を出た。
再び地下鉄に乗り、千駄ヶ谷の東京体育館に向かった。
男子バレーボールのロンドン五輪最終予選【VSベネズエラ戦】を観戦するため。
せっかく東京まで来たのだから、地方ではなかなか観られないものを観たいと思い、
小劇場、寄席、ミニシアター……といろいろ思案したが、
五輪を目前にして自分の好きなスポーツの国際試合を観ない理由はないなと思い至り、チケットを購入していた。
ちなみにその翌日には、サッカーのワールドカップアジア最終予選第一戦【VSオマーン戦】が行われていた。
もしそれがこの日だったならば、何を置いても埼玉スタジアムまで行っていただろう。

千駄ヶ谷の駅のコンビニでビールのロング缶と氷結とつまみを買いこみ、一人東京体育館に入った。
このアリーナに入るのは、小学6年生の時以来だった。
当時出場したバレーボールの全国大会の会場が、まさに東京体育館だった。
高く眩しいアリーナの天井を見上げ、とても懐かしく思った。

女子バレーと違い、男子は低迷が続いており、ロンドン五輪の出場も正直望み薄な感じだったので、
観客もそれほど多くないだろうと想像していたが、思ったよりも客入りは良かったように見えた。
周囲は女性客が若干多く、男一人の観戦は所在ない感じもしたが、
いかにも通ぶった雰囲気も醸し出しつつ、ビールを片手にじっくりと観戦した。
試合は、格下相手ということもあり、めでたく日本がストレートでベネズエラを下した。
やはりスポーツ観戦はライブが良いし、そこで「勝利」が観られたなら最高である。
結果的に全日本男子バレーの五輪出場はならなかったけれど……。
試合が終わるや否や、東京体育館を後にし、山手線で新橋に向かった。
そして、自分と同じく結婚式のため東京に来ている地元の“いつもの”友人らと、
ホルモンやら何やら新橋らしい雰囲気の飲み屋で飲みながら夜は更けていった。

翌日、軽い二日酔いをかわしつつ、早々にホテルをチェックアウト。
お昼からの結婚式の前に、念願の「東京スカイツリー」へ。
とはいっても、入場券はあっさりと抽選に外れ手に入れられなかったので、登ることは出来なかった。
ただ、あの巨大建造物を間近で見るだけでも、自分にとっては一大イベントであり、
地下鉄を降りて、下町の街並の中にふいにスカイツリーが現れた時には、いやがおうにも高揚してしまった。
ここでも仕方なく自分撮りをしていたら、通りがかりのおばさんが「せっかくだから」といって写真を撮ってくれた。
有り難かったが、周囲の観光客を省みず構図の決定に悪戦苦闘しており、非常に気まずかった。
真下から見たスカイツリーは流石に巨大だったが、近過ぎて高さの感覚がよく分からなかった。
ドラゴンボールの“カリン塔”のようだった。
まあ何にしても、やはり東京というところはすごいなと思う。
東京スカイツリーの技術の粋を集めた秀麗さと巨大さも見事だったが、
色々なところ巡るために地下鉄を乗り継いでいく度に、
よくまあこれ程まで地下を掘りに掘ったものだと感心してしまった。
それが毛細血管のように張り巡らされ、まさに東京という街全体を循環させているわけだから、
それこそ見事なものだと思う。
最後に、曲がりなりにも3年間東京に住んでいたくせに、田舎者の僕は、
PASMOやらSuicaやらの電子マネーが、これほどまでに常識的に普及していることを理解しておらず、
逐一駅の路線図で行き先と乗車代金を確かめては延々と券売機で切符を買い続けていた……。
ああ、疲れた。




コメント
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1rqVTl6H
マジでヤれる5秒前
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まとめtyaiました【東京プチ一人旅「スポーツ観戦、新橋、スカイツリー」】
八丁堀のビジネスホテルにチェックインし、荷物を置いて、休む間もなく部屋を出た。再び地下鉄に乗り、千駄ヶ谷の東京体育館に向かった。男子バレーボールのロンドン五輪最終予選【…