2018☆Brand new Movies

「ボヘミアン・ラプソディ」<9点>

嗚呼、なるほど。この作品は、もう「映画」という領域の範疇を超えているのだと思った。世代も、無知も、趣向も、もはや関係ない。この映画と、描き出された人たちのことを何も知らなくても、スクリーンを通じて目の当たりにしたものに、只々、涙が止まらなく…more
2018☆Brand new Movies

「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」<8点>

何とも言えぬ後味。感情の深い部分にねっとりとへばりつくような余韻も残しつつ、潔さも感じる。監督はソフィア・コッポラ。そう、彼女の映画はいつだって痛々しいほどに、潔い。南北戦争の最中、負傷し南部の森の中を彷徨う北軍兵士の男が、自給自足の暮らし…more
2018☆Brand new Movies

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」<7点>

昨年、世の好事家たちを唸らせたストップモーションアニメの今作をようやく観ることができた。近年、ストップモーションアニメの進化が目覚ましい。撮影技術の進化、3Dプリントをはじめとする造形技術の進化など、技術的な革新はもちろん大きかろうが、何よ…more
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2018☆Brand new Movies

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」<9点>

かの国は、どの時代も多大な危うさと愚かさを孕み、危機的な状況に陥る。だがしかし、どんな時代であっても、その過ちにに対して是非を唱えることを躊躇わない国民性と精神が、しぶとく、力強くその存在を主張する。勇気ある個の主張が、次第に大きなムーブメ…more
2018☆Brand new Movies

「デッドプール2」<7点>

前作を鑑賞した際も強く感じたことだが、「反則」こそがこのヒーローの最大の魅力であろう。バラバラになっても再生するという不死身の肉体そのものがもはや反則的だが、それ以上に、「第4の壁突破」というメタ構造を自由闊達に行き来する独自のキャラクター…more
2018☆Brand new Movies

「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」<9点>

“トーニャ・ハーディング”が、テレビカメラ越しに、やや諦観しているような真っ直ぐな眼差しで、軽薄な「大衆」に向けて、「あなた」という呼びかけと共に、静かな怒りと諦めをぶつける。「あなた」というのは、まさに自分自身のことだと思えた。1994年…more
2018☆Brand new Movies

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」<7点>

基本的に「試験」と名のつくものを避けてこれまでの人生を歩んできたタイプの人間なので、国内も含めアジア各国から時折伝わってくる“カンニング”をはじめとする不正入試や、受験戦争に伴う社会の混乱のニュースを見聞きするたびに、「なんて馬鹿馬鹿しい」…more
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「おもひでぽろぽろ」

何のきっかけだったか、徐々に気忙しくなり始めた晩秋の頃に、この映画を無性に見たくなった。子供の頃に初めて観たときは、まったくピンときていなかった。まあ、当然だろうと思う。だが今は、鑑賞し直すたびに、つくづく名作だと思う。なんでもない人間のな…more
父親のひとりごと

4歳


2018☆Brand new Movies

「バーニング・オーシャン」<7点>

人間が、「地球」を削り、築き上げてきた文明の上で被る災害のすべては、何がどうであれ「人災」と言えるのかもしれない。この映画で描かれる実際に起こった“災害”にしても、もし人間以外の者が傍から見ていたならば、「自業自得」と断罪されても致し方ある…more
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