なんとなく時間を持て余した午後。久しぶりに小説を読み始める。
ベストセラーとなった直木賞作品、東野圭吾の「容疑者Xの献身」。
発売された当初から読みたかったのだけれど、時間のお金がなくて随分と先延ばしになっていた。
先日古本屋で安く手に入ったので、ようやく手に取ることができた。
非常に頭の良い作者による非常に頭の良いミステリーという感じだった。
流行作家らしく文体は読みやすく、数時間で一気に読むことができた。
つまりは、まあ面白かった。昨今の流れからすると、映画化は必至だろう。
僕も脚本を学んでいた時によく見聞きしたことであるが、物語の構築というものは、文学的と言うよりもむしろ数学的だと言える。
そこには緻密な計算による構築が必要なのだ。
今日読んだ小説は、数学者による緻密に計算しつくされた完全犯罪が物語の核心であるだけに、そういう物語構築の要素を改めて感じた。

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