#ドラマ

2012☆Brand new Movies

「レ・ミゼラブル(2012)」

2012年、年の瀬。たぶん、今年一番泣いた。生命をまっとうした人物たちが、人生の讃歌を高らかに歌い上げるラストシーンに涙が止まらなかった。こんなにも泣くつもりはなかった。「レ・ミゼラブル」という物語については、原作も読んだことがあるし、過去…more
2012☆Brand new Movies

「メランコリア」

はっきり言って、非常に感想の表現が難しい。とてつもなく深遠な映画のようにも思うし、至極退屈で浅はかな映画のようにも思える。監督自身が“鬱病”を患い、その自身の内情をそのまま映し出したかのような“悪い夢”のような映画だった。自分自身の中に「鬱…more
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「ヤング≒アダルト」

僕自身、より広い世界で何かを成してみたいという望みはあった。そういう望みをがすべて消えてしまったわけではないけれど、いつの間にか生まれ育った土地で結婚をし子供が生まれ、日を追うごとに人生の方向性が確定し始めている。「幸福だ」ということに疑い…more
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2012☆Brand new Movies

「私が、生きる肌」

ペドロ・アルモドバル、このスペイン人監督の映画を観るのには、いつも「覚悟」が要る。多くの場合、彼の映画を観ていると途中激しい嫌悪感を覚える。「まさか……」と思わせるおぞましい程にショッキングな展開が、現実となり画面に繰り広げられる。目を背け…more
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「大奥(2010)」

驚いた。まさかこんなに“ちゃんとした映画”になっているとは思っていなかった。「二宮和也主演はないだろう」という違和感が、実際に鑑賞に至るまでずうっとつきまとっていた。このアイドル俳優の演技力を認めつつも、原作漫画とのビジュアルのあまりのかけ…more
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「未知との遭遇/特別編」

想像以上に“いびつ”で、“混沌”とした映画であったことに驚いた。もっと大衆向けの感動映画なのかと思っていて、それがこれまで今ひとつ食指が伸びなかった理由でもあったけれど、想定外の映画の世界観に心が掴まれたことは間違いない。この映画は、スティ…more
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「愛のむきだし」

いやあ、困った映画だ……。というのが、鑑賞直後の率直な感想。“何”を重要視するかで、褒めちぎることも出来るし、どこまでも蔑むことも出来る。そういう映画だった。タイトルが示す通り、「愛」そのもののあまりに無防備な“むきだし”の様を延々4時間見…more
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「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」

ジョージ・クルーニーという映画人は、相変わらずプライベートはフラフラしているくせに、それに反するかのように、地に足着いた骨太な映画を生み出しやがるな。と、思った。アメリカの大統領選の「裏側」で確実に巻き起こっているだろう“現実”を、真正面か…more
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「桐島、部活やめるってよ」

上映が終わり手洗いに行った。鏡にうつる自分の顔をまじまじと見て、「老けたな」と思った。そりゃそうだ。三十路を越え、結婚をし子供までいるんだから、ついさっきまでスクリーンいっぱいに映し出されていた高校生たちの“若さ”が、今の自分にあるわけはな…more
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「ヘルタースケルター」

決して完成度の高い映画ではない。稚拙な演出も目につくし、無駄に長いし、全体的にチープだ。だが、立ち去ろうとする足首を掴んで離れないような独特の禍々しさがへばりつくように残る。故に「傑作」と言い切ることも、「駄作」と断ずることも、僕にはその勇…more
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