スバラシネマReview「花と嵐とギャング」“二大俳優の大根ぶりをキュートとするか、チープとするか” おおらかというか、テキトーというか、1960年代の昭和真っ只中の国産娯楽映画のエネルギーが、良い意味では満ち溢れ、悪い意味ではダダ漏れしている。 2023.01.07スバラシネマReview2023☆Brand new Movies
久々鑑賞☆おヒサシネマ!おヒサシネマ! 「幸福の黄色いハンカチ」 路傍のタンポポ、ハイウェイのセンターライン、交通安全喚起のフラッグや立看板……旅路の最後にきて、主人公の逡巡に呼応するように、「黄色」が映り込む。 山田洋次のあまりに丁寧な演出が、全編通して繰り広げられていたことに感じ入る…more 2017.08.19久々鑑賞☆おヒサシネマ!
久々鑑賞☆おヒサシネマ!おヒサシネマ! 「ブラック・レイン」 劇中、タイトルである「Black Rain」というキーワードを台詞の中で発する人物が、「若山富三郎」であるということに今回の再鑑賞で初めて気付いて、自分自身がこの名作を“ちゃんと”観られていなかったということと、リドリー・ス…more 2015.09.25久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2014☆Brand new Movies「遙かなる山の呼び声」<9点> “心が洗われる”とはこういうことか。と、思った。 北海道の雄大な自然の中で、人間が人間として“生きる”ことの難しさと、厳しさ、そしてそれらがあるからこそ見いだされる素晴らしさが、決して仰々しくなく少しずつ滲み出るように映し…more 2014.12.142014☆Brand new Movies
久々鑑賞☆おヒサシネマ!おヒサシネマ! 「幸福の黄色いハンカチ」 よくよく考えてみれば、この映画のタイトルも宣伝ポスターもすごい。 何せ思いっきり“結末”を晒しているわけだから。その上で燦然たる名作なのだから。 2014年11月末日の日曜日の夜、他界した大巨星を偲んで再びこの映画を…more 2014.11.30久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2014☆Brand new Movies「ザ・ヤクザ」<7点> 2014年11月10日。日本映画史上最高の大巨星墜つ。 映画俳優高倉健の死に対し、喪失感は大きすぎる。ただ、彼が遺した205本の映画の殆どを、僕はまだ観られていない。 まだまだ高倉健の映画を観られることを、映画ファンとし…more 2014.11.222014☆Brand new Movies
2013☆Brand new Movies「野性の証明」<0点> 大いに「矛盾」しているが、僕はこの映画が「好き」なんだと思う……。 高倉健の男気に10点 薬師丸ひろ子のアイドル性に10点 夏八木勲(夏木勲)の正義感に10点 成田三樹夫の睨みに10点 舘ひ…more 2013.10.102013☆Brand new Movies
2012☆Brand new Movies「網走番外地」 最新作での映画復帰で改めてその存在感が際立っている俳優「高倉健」。 そんな高倉健の映画が観たくなり、タイトルの認知はあったけど全く観たことがなかった「網走番外地」シリーズの第一作目の鑑賞に至った。 高倉健の主…more 2012.11.062012☆Brand new Movies
久々鑑賞☆おヒサシネマ!おヒサシネマ! 「幸福の黄色いハンカチ」 深夜3時過ぎ、何度も観ていて分かりきっているラストシーンに号泣してしまった。 個人的に、この映画ほど観る度に“面白味”が深まる映画は他にないように思う。 一番最初に観た時は、テレビ放映されていたのを何となく途中から観…more 2012.06.16久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2009☆Brand new Movies「飢餓海峡」 久しぶりに、古い日本映画の骨太なサスペンスが観たくなり、週末の深夜のレンタルショップで今作のDVDを手にとった。 深夜の鑑賞で、183分という上映時間はさすがに長かった。 物語の題材も想像よりもセンセーショナルなもの…more 2009.04.262009☆Brand new Movies