2025☆Brand new Movies 「カンバセーション…盗聴…」“追悼ジーン・ハックマン 晩年の悪辣老人たちの中年の危機を見ているよう” 2025年2月、ジーン・ハックマンの訃報が届いた。追悼の意味も込めて、1974年公開の本作を鑑賞した。 フランシス・フォード・コッポラ監督による陰謀に巻き込まれる盗聴技師を描いたポリティカルサスペンス――と思って観始めたが、映し出された映画世界は想定とは大いに異なるものだった。 2025.03.13 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2025☆Brand new Movies 「シン・ゴジラ:オルソ」“モノクロームによる「匂い」と「味」、そして「色」を堪能する” ストーリー展開そのものは、オリジナル版と全く変わりなく、これを単一の別の映画と捉えることにはいささか抵抗はあるが、映画作品における「風味」みたいなものは、確実に違っていて、一味違った「シン・ゴジラ」を堪能できたことは間違いない。 2025.01.04 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2024☆Brand new Movies 「オッペンハイマー」“人類は今なお毒りんごを捨てきれない” 「原爆の父」として、特に我が日本にとっては、切っても切り離せない人物として存在するJ・ロバート・オッペンハイマーの目線を、一つの視点として描き出した本作は、紛れもない傑作である。そして、やはり日本人こそが観て、様々な感情を生むべき作品だろうと思った。 2024.03.31 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2020☆Brand new Movies 「ザ・フォーリーナー 復讐者」映画レビュー “眠れる成龍を怒らすなかれ” 終始無表情のまま、あまりにも大きな悲しみと怒りを膨らませ爆発させるジャッキー・チェンが、哀しく、怖い。 スパイ映画のスリリングさと、ジャッキー・チェン映画のアクション性が見事に融合した映画世界はとてもエキサイティングだった。 2020.11.08 2020☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「新聞記者」映画レビュー “この国全体の怯えと共に、闇は益々深まる” ラスト、彼が示したものは、この国の「限界」か。それとも、未来のための「一歩」か。 8年ぶりに総理大臣が変わったこの国の人々は、大きな希望も期待も持てぬまま、諦観めいた視線で国の中枢を眺めている。諦めを理由に無知でいることは罪だ。 2020.09.20 2020☆Brand new Movies
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ!「シン・ゴジラ」“「虚構」ではないシン・コロナの侵攻を止められないニッポンに未来はあるのか?” おヒサシネマ!映画「シン・ゴジラ」ネタバレ批評・レビュー・感想 「スクラップアンドビルドで、この国はのし上がってきた」と、竹野内豊演じる“赤坂秀樹 内閣官房長官代理(前 内閣総理大臣補佐官)”は言うけれど…… 2020.02.20 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ!「シン・ゴジラ」 ふと無性に観たくなり、幾度目かの再鑑賞。 振り返ってみれば、前に観たのは、昨年の11月。1年はおろか10ヶ月にも満たないスパンで再鑑賞に至らしめるこの映画の魅力は何なのか。 今回、観ながら感じたことは、「台詞」の言い回しにハマっているという…more 2018.07.15 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ! 「シン・ゴジラ」 待望のソフト購入に伴い、一年ぶり4回目の鑑賞。 何度観ても寸分違わぬ高揚感と畏怖に恍惚となる。 怪獣映画としての圧倒的なスペクタクルが映し出されると共に、エキサイティングなポリティカル・フィクションでもあることが、この「ゴジラ映画」の成功要…more 2017.11.04 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2016☆Brand new Movies 「シン・ゴジラ」<10点> 「恐怖」が東京を破壊し尽くす。 吐き出された熱焔が街を焼き、四方八方に放出された無慈悲な熱線は人類の英知を尽く無に帰していく。 暗闇の中で、「恐怖」それのみが美しく妖しく光を放っている。その光景はまさに「絶望」そのものだった。 その神々しい…more 2016.07.31 2016☆Brand new Movies
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ! 「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」 キャプテン・アメリカが“アベンジャーズ”の中でも屈指の「地味」なキャラクターであることは言うまでもない。 ただそれでもチームのリーダーは、“キャプテン”を置いて他にいない。 それは、彼の最大のストロングポイントが、 決して人体実験で生み出さ…more 2016.05.09 久々鑑賞☆おヒサシネマ!