2024☆Brand new Movies 「ファイナル・カウントダウン」“SF短編小説のようにスマートなスペクタクル映画” 歴史的な“混迷”をリアルタイムに感じずにはいられない昨今、日本国内はもとより世界的規模で“時代”は進むべき方法を惑っているように思わずにはいられない。 そんな折に触手を伸ばした古いポリティカルSF映画が、殊の外面白かった。 2024.01.21 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview 「ザ・フラッシュ」“タイムパラドックスものの新たなる傑作” エンターテイメントとしてのシンプルなエキサイティングさで言うならば、本作の娯楽性は、この2〜3年でトップクラスだ。 クライマックスで映し出される“異様”なビジュアルの通り、まさに破綻し混濁したストーリーテリングを、あらゆる側面から申し分ないボリュームで描き出している。 2023.06.30 スバラシネマReview2023☆Brand new Movies
スバラシネマReview 「ラストナイト・イン・ソーホー」映画レビュー “現在と過去との交錯が浮き彫りにする罪と闇” “ソーホー”とは、ロンドン中心地に位置する1エリアのこと。 そういうロンドンという街の歴史や、文化的な文脈に精通していれば、より一層この映画の魅力は増大したことだろう。 2022.07.03 スバラシネマReview2022☆Brand new Movies
2021☆Brand new Movies 「トゥモロー・ウォー」映画レビュー “愛され馬鹿は地球と映画を救う” 「Amazon Prime Video独占配信映画」として、連日TVCMでパワープッシュされているこのSF超大作は、クリス・プラット主演&製作に相応しい“脳筋馬鹿”なブロックバスター映画だった。 2021.07.04 2021☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「ザ・コール」映画レビュー “誰が、悪魔を生んだのか?戦慄の韓国スリラー版「バタフライ・エフェクト」” 序盤から充満している不穏な空気感は、やはり韓国映画ならではのものであり、洗練された映像世界の中で主人公にひたひたと迫りくる「恐怖」が、この映画のクオリティーの高さを物語っていた。 2020.12.11 2020☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「トランス・ワールド」映画レビュー “面倒な撮影手法などなくともタイムパラドックスは描けるわけで” 手塚治虫や藤子・F・不二雄のSF短編にありそうなサスペンスとホラーとエモーショナルがギュッと詰まった“小話感”が小気味いい。トータル的な“低予算感”は否めないけれど、それ故の“掘り出し物感”もあり、満足度は高かった。 2020.10.04 2020☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「TENET テネット」映画レビュー “孤高の映画監督の美学と弱点” 混濁する時間の渦に放り込まれた名もなき主人公が、世界を救うために奔走する。「行為→結果」の理が反転する時間逆行の世界の中で、彼が救うのは「未来」なのか「過去」なのか。映像と思考の迷宮に“惑う”ことこそがこの映画の醍醐味。 2020.09.27 2020☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「映画ドラえもん のび太の新恐竜」映画レビュー “これぞ科学、これぞSF、これぞドラえもん” 「科学」とは、“未知”なるものを想像し、探求することだと思う。そういう観点を真摯に踏襲したこの映画は、稀代のSF漫画家が生んだ「ドラえもん」の冠に相応しく、極めて科学的な秀作だった。 2020.08.30 2020☆Brand new Movies
スバラシネマex スバラシネマex「エージェント・オブ・シールド:シーズン6」“アベンジャーズもサノスもいなくなった世界?” このシーズン6に対する懸念は大いにあった。 何よりも、シーズン5の結末の直後に起こるはずであるサノスの“指パッチン”をどう受けて、ストーリーを展開させていくのか。その点は、今シーズン冒頭において最大の焦点であった。 2020.08.10 スバラシネマex
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おひさシネマ!「ドラえもん のび太の魔界大冒険」 “今見てもトラウマ的に怖いメジューサ” 久しぶりにこのオリジナル映画を再鑑賞してみると、当時の録音技術ならではのくぐもったような音声と、それによる一つ一つの台詞までもが、自分の脳裏に張り付くように残っていたことに気づいた。 2020.05.06 久々鑑賞☆おヒサシネマ!