#ジョニー・デップ

スバラシネマReview

「オリエント急行殺人事件」映画レビュー “王道に溢れる豪華絢爛な様式美”

とても真っ当に「豪華絢爛」な映画だったと思う。 豪勢に作り込まれた列車内の美術や調度品、雪原を突き進む急行列車の雄大な風景、そして昨今ではなかなか見られない“オールスターキャスト”。 それらの娯楽要素がこの映画企画の中核であることは間違いなく、求められるクオリティでしっかりと仕上げてみせている。
2021☆Brand new Movies

「MINAMATA―ミナマタ― 」映画レビュー “「無知」を補完し、知らしめるもの”

感嘆を込めて、思わずため息を漏らしてしまうくらいに、素晴らしい映画だった。 すべてのシーン、カットが美しくて意義深い。それは伝説のフォトジャーナリストを描くに相応しい映画的アプローチだと思った。
2018☆Brand new Movies

「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」<4点>

前作「生命の泉」から7年も経っていることに唖然とする。そして、7年も間を空けた上で、前作の流れを引き継ぐわけでもなく、まるでシリーズ第一作目かのようなベタな焼き直し的ストーリーを展開したのは如何なものか。 もはや忘却の彼方だったが、前作で新…more
2012☆Brand new Movies

「ダーク・シャドウ」

5月の末日、妹に貰った有効期限ギリギリの鑑賞券を手にレイトショーに滑り込むようにして、鑑賞に至った。 ティム・バートンについては、そのフィルモグラフィーの殆どを観ているし、特にこの10年余りの作品はもれなく劇場で鑑賞している。 ただし、実の…more
2011☆Brand new Movies

「ツーリスト」

この映画は、往年のハリウッドの娯楽作品に対する憧れと尊敬を、何よりも全面に押し出した作品だと思う。 「謎」に彩られたストーリーではあるが、そこに衝撃的な驚きやサスペンスは存在しない。 「存在しない」と言ってしまうと、語弊があるかもしれない。…more
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ! 「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」

ディズニーランドに初めて行った小学生の時から、最も好きなアトラクションは「カリブの海賊」だった。 毒々しいほどの海賊たちが、飲めや歌え、そこかしこで銃や大砲をぶっ放す乱痴気騒ぎぶりは、子供には特に印象的で、他のメジャーでファンシーなアトラク…more
2011☆Brand new Movies

「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」

前作「ワールド・エンド」で大々的な大団円を描いておいて、性懲りも無く作られたこの新たな続編に対しては、正直なところ「もういいだろう」と興味をかき立てられなかった。 主人公をはじめとするお決まりのキャラクター、そしてお決まりのストーリー展開が…more
2010☆Brand new Movies

「アリス・イン・ワンダーランド」

「ずいぶんと子供向けの“不思議の国のアリス”だな」 というのが、観終わった後の率直な感想だった。よく考えれば少しおかしな感想だ。 なぜなら、そもそもこの物語は、ルイス・キャロルが1865年に発表した児童文学であり、今作にしても、子供から大人…more
2009☆Brand new Movies

「パブリック・エネミーズ」

自分の生きる“術”として、銀行強盗を続ける男と、その男を追い続ける男。 それぞれの信念を持って自らの人生を全うする二人の姿は、熱く、同時にとても脆い。 その「脆さ」こそ、この映画が描く本質だと思った。 この映画は、二人の男同士の対決を描いて…more
2008☆Brand new Movies

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

暗黒のロンドンで暗躍する理髪師の殺人鬼“スウィーニー・トッド”を、ティム・バートン+ジョニー・デップの盟友コンビで、「ミュージカル」というスパイスをドギツク加えて相変わらずの“特異世界”の中に息づかせた。 鑑賞後まで“スウィーニー・トッド”…more
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