スバラシネマReview おヒサシネマ!「天空の城ラピュタ」“稀代のヴィランの金色の瞳と美学” 当然のごとく「天空の城 ラピュタ」は、自分自身が物心ついた頃から何度も何度も観続けた映画の一つであり、各シーンのほとんどの台詞は画面から発される前にそらで言えてしまうけれど、それでも新しい発見や興味は尽きない。 2024.08.30 スバラシネマReview久々鑑賞☆おヒサシネマ!
スバラシネマReview おヒサシネマ!「となりのトトロ」“次はどういうタイミングで、僕は「トトロ」を観るだろう” 夏休み中の金曜ロードショーで、10年ぶりに「となりのトトロ」を観た。 10年前に観たのは、当時3歳になる手前の娘が、「トトロが好き」と言ったのを聞いて、DVDを買って帰ったときだった。娘を膝の上に抱えて一緒に観た。 2024.08.23 スバラシネマReview久々鑑賞☆おヒサシネマ!
スバラシネマReview おヒサシネマ!「もののけ姫」“生命の美しさに対する狂気的な執着と慈愛” 宮崎駿の最新作「君たちはどう生きるか」を様々な側面から感慨深く観終えて、何よりも強く感じたことは、彼が生み出してきた過去作に対するリスペクトの再確認と、今一度その作品群を観直していきたいという衝動だった。 2023.08.13 スバラシネマReview久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2023☆Brand new Movies 「君たちはどう生きるか」 “宮崎駿、想像と創造(夢と狂気)の終着点” 少し唐突な印象も残るくらいにあっさりと映画が終わった。 その時点で、とてもじゃないが言語化はまだできておらず、一抹の戸惑いと、何かしらの感慨深さみたいなものが、感情と脳裏を行き交っている状態の中、少しぼんやりとエンドロールを眺め見ていた。 2023.07.18 2023☆Brand new MoviesスバラシネマReview
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ!「風の谷のナウシカ」“いのちは闇の中のまたたく光だ!!” コロナ禍で、新作映画公開延期が相次ぐ中、実に5ヶ月ぶりの劇場鑑賞。大袈裟ではなく、生命そのものが脅かされているこの時世において、「風の谷のナウシカ」が描くテーマと娯楽性は、燦然と光り輝く。 2020.07.04 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ!「おもひでぽろぽろ」 何のきっかけだったか、徐々に気忙しくなり始めた晩秋の頃に、この映画を無性に見たくなった。 子供の頃に初めて観たときは、まったくピンときていなかった。まあ、当然だろうと思う。 だが今は、鑑賞し直すたびに、つくづく名作だと思う。 なんでもない人…more 2018.11.11 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ! 「天空の城 ラピュタ」 もう見慣れてしまって当然のように見送りがちだけれど、 この映画のオープニングクレジットは、 この映画が織りなす世界観と、 発展と退廃の歴史を、 ものの一、二分に凝縮させた「芸術」だと思う。 「天空の城 ラピュタ Laputa: Castle…more 2016.01.17 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ! 「となりのトトロ」 3歳になる娘が「トトロが好き」と言ったので、嬉しくなって、すぐさまDVDを買ってきた僕はすっかり子煩悩だ。 自分自身物心ついた頃からの“ジブリ好き”にとっては、「トトロがどうした」「メイがどうした」「サツキがどうした」と、この映画の各シーン…more 2014.09.06 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2014☆Brand new Movies 「思い出のマーニー」<9点> 鉛筆が折れる。坂道を転がり落ちる。水辺のぬかるみにはまる。平坦な道で転ぶ。 12歳の少女は、ほとんどすべての場面で何かしらの“失敗”をしてしまい、益々自分の中に閉じ篭る。 でも、彼女はその小さな失敗を繰り返す程に成長し、少しずつ新しい世界に…more 2014.08.03 2014☆Brand new Movies
2013☆Brand new Movies 「かぐや姫の物語」<7点> 今まで観たことがないアニメーション表現、そして、それに伴う今まで感じ得たことのないエモーションを感じられる、日本の、いや世界のアニメーション映画史に残る作品であることは、間違いない。 線と色、そして空白からなるアニメーションの「真髄」を導き…more 2013.11.26 2013☆Brand new Movies