2025☆Brand new Movies 「ヘルドッグス」“日本映画が生んだ悪人たちの狂騒劇に歓喜する” ズバリ面白かった。バイオレンス系のアクション映画において、日本映画は長らく韓国映画界に大きな溝を空けられていたが、本作はその状況に対するカウンターパンチになり得る一作だったと思う。 2025.01.03 2025☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2024☆Brand new Movies 「レッド・ワン」“Dear サンタ様 世界の子どもたちはクリスマスを必要としています” 今年の12月は“クリスマス映画”をしっかり観ようキャンペーン第2弾。 先週末鑑賞した「バイオレント・ナイト」に続き、今宵のクリスマス映画も、強烈なサンタクロースが登場した。クリスマスシーズン向けのファミリー向け娯楽ムービーとして、申し分なく面白かった。 2024.12.15 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2024☆Brand new Movies 「バイオレント・ナイト」“タイトルに相応しい一夜を愛すべき最狂サンタと共に” 12月、今年は“クリスマス映画”をしっかり観ようと思い、まずは昨年末からキープしていた本作を満を持して鑑賞。 アメリカの伝統的なクリスマス文化を踏襲し、ブラックジョークとバイオレンスに満ち溢れた映画世界は、世界中のボンクラ映画ファンに愛されるに違いない。 2024.12.08 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2024☆Brand new Movies 「デッドプール&ウルヴァリン」“過去の失敗を大いにディスり、心から愛し、俺ちゃんは戦う” 「反則技」こそがデッドプールという独創的なヒーローの最大の武器である。世界中の映画ファンにとってすでに食傷気味だった“MCU”において、“俺ちゃん”の乱入は、まさしく起死回生の反則技だ。 2024.12.01 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
スバラシネマReview スバラシネマex「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」“刹那的で破滅的、それでも愛おしい彼女たちの日常生活” 二人の主人公が醸し出すのは、“ゆるカワ”な雰囲気と表裏一体で共存する、明確な“死”の濃い香り。女子二人でわちゃわちゃと楽しげに毎日を送っているように見えても、彼女たちはやはり修羅の底に生きていた。 2024.11.21 スバラシネマReviewスバラシネマex
2024☆Brand new Movies 「十一人の賊軍」“すべての者が背負う罪と業” 「とても良いから、とても惜しい」というのが、鑑賞後、一定の満足感と共に生じた本音だ。 幕末という時代を背景に、小藩や中間管理職の悲哀と狂気、そして崩壊寸前の武家社会の愚かさを描いた本作は、久しぶりにエネルギッシュな娯楽時代劇を観たという満足感を与えてくれた。 2024.11.16 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2024☆Brand new Movies 「ARGYLLE/アーガイル」“スーパーマンの変な髪型と、主演女優の中年女性ぶりが効果てきめん” 殆ど事前情報を得ずに鑑賞を始めたので、冒頭のスパイアクションシーンに対して、「なんだこの嘘っぽい世界観」はと、落胆というよりも少々唖然としながら観ていた。 それが中年の女性作家が執筆するスパイ小説の作品世界の描写であったことが分かり、一転して興味が掻きたてられた。 2024.11.09 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2024☆Brand new Movies 「猿の惑星/キングダム」“天体望遠鏡を覗くノアの視界にこの先何が映るのか” 前作「猿の惑星:聖戦記」から7年も経っていたこともあり、正直なところ「まだ続くのか」という思いが先立ち、劇場鑑賞をスルーしてしまっていた。 しかし、鑑賞後の率直な印象としては、「ああ、また楽しみな新たなサーガが始まった」という期待感が高まったと言える。 2024.11.04 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2024☆Brand new Movies 「ザ・クリエイター/創造者」“AIという新しい「種族」との対立と共存” 今年はあまりSF映画を観ていないなあと思い、Disney+で本作を鑑賞。 ギャレス・エドワーズ監督の大バジェット映画なので一定のクオリティは担保されているのだろうと、“マイリスト”に登録してから数ヶ月。なかなか鑑賞に至らなかった要因が、溢れ出る「既視感」だった。 2024.11.03 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview
2024☆Brand new Movies 「ゴジラxコング 新たなる帝国」“用意したレッテルを覆す愛すべき超馬鹿映画” 「馬鹿映画」、「クソ映画」、本作を観始める前に用意していた、そういう安直なレッテルを問答無用にぶち破り、突き抜けたカタルシスに気がつくと包みこまれていた。 前作「ゴジラVSコング」は、その馬鹿馬鹿しさに辟易してしまい、個人的には酷評を禁じ得なかったのだけれど、確実に、その前作以上に超馬鹿馬鹿しい本作で、湧き上がる高揚感を抑えることができなかった。 2024.11.02 2024☆Brand new MoviesスバラシネマReview