#アクション

2025☆Brand new Movies

「バレリーナ:The World of John Wick」“番外編なので俺は休憩──いややっぱり出たい!戦いたい!by映画馬鹿”

『ジョン・ウィック』という映画の世界観に存在していたものは、世間一般からの作品に対する評価など二の次、三の次にして、ただひたすらに「俺が観たいアクション映画」を作りたいという一念だったように思う。
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「モアナと伝説の海2」“世界観が広がるほどに際立つ映画的な薄味感”

映像的なクオリティは流石に凄い。が、お話は極めて凡庸で当たり障りがない。という、昨年見た前作とほぼ同じような印象に終止してしまったことは否めない。
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「ツイスターズ」“30年前と変わらない脅威と、真っ当な災害映画的アップデート”

ディザスター映画(災害映画)が好きだ。人間、生物としてこの地球上に生存していく上で、人類の生命を脅かすほどの天変地異は、古来より不安と不幸の対象であり、同時に「畏怖」の象徴でもあった。
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スバラシネマReview

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション <アニメシリーズ>」“愛しき日々 バイバイ またどこかで”

原作者浅野いにおによって、このアニメシリーズのために書き下ろされた主題歌「SHINSEKAIより」のセンテンスが延々と頭を巡り、何か覚醒めいたものを呼び起こした。
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「皇帝のいない八月」“今この瞬間にも存在し得る狂気と、名優が演じた無知な乗客の意味”

渡瀬恒彦演じる主人公の、“軍人”としての憂いと憤り、そこから端を発した“狂気”に対して、現代の日本人としてまったく共感できない。ただし、その共感性の欠如を、「理解できない」と一笑に付し、この映画の本質を見誤ることもまた愚かだろう。
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「アマチュア」“プロットとキャスティングで勝利した未来の発掘良品候補”

分析官の男が、愛する妻を殺害された怒りと、自身が所属する組織に対する失望からいきり立ち、前代未聞の復讐劇を繰り広げるというアイデアが、スパイ映画の系譜の中でも新しく、エキサイティングだった。
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「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」“決して小さくなかったであろうマルコヴィッチの穴”

MCUに対する個人的な“再燃”を期待し、面白さを確信していた「ファンタスティック4」の最新リブート作だったけれど、明確な“不完全燃焼”に終わってしまったことは否めない。いろいろと問題点や弱点が散見される作品だったが、端的に言ってしまえば、「映画が下手」ということだと思う。
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「劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」“戦いに狂う浮世、数百年に渡る悲しみと絶望”

圧倒的な空間美と様式美、そして、人なるもの、鬼なるものに共通する世の無常と無情。その世界観は、まるで歌舞伎のように普遍的な美意識と、人間模様に彩られ、一つ超越したクリエイティブに到達していたようにすら感じる。
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「スーパーマン」“やや愛犬が活躍し過ぎな、今この世界に必要なヒーロー映画”

ヒーロー自身の背景や成長過程は最小限に省略して、彼が不器用なまでにひたすらに人々を守り続ける様を描き連ねた映画世界には、ジェームズ・ガン監督が今この時代だからこそ、「スーパーマン」という映画に込めた価値と矜持が溢れていたように思う。
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「ビーキーパー」“現実世界のフラストレーションを打破する「養蜂家」の痛快”

横行する振込詐欺グループの“巣窟”を、殺人マシーン、いや“養蜂家”のジェイソン・ステイサムが急襲する。荒唐無稽なキャラクター設定による、ニヤニヤが止まらないアクション展開は、あまりにも非現実的だけれど、それを確固たるエンターテインメントとしてまかり通すのがステイサム映画というもの。
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