☆スバラシネマAWARDS☆スバラシネマAWARDS☆2022 <スバラシネマAWARDS☆2022> 2022年大晦日 「スバラシネマAWARDS☆2022」 往年の人気作の続編やリメイク、完結作に際して、“二十数年ぶり”だとか、“三十数年越し”という触れ込みを聞くことが多くなった。そ…more 2022.12.31☆スバラシネマAWARDS☆
スバラシネマReview「罪の声」映画レビュー “不格好を似合わせる俳優力の物足りなさ” 昭和の大事件や未解決事件を題材、モチーフにした社会派サスペンス映画は好きだ。 戦後の高度成長期を経て貧富の格差が大きくなるに連れ浮き彫りになる社会の病理と、それに伴って巻き起こった数々の大事件は、現代社会向けて警鐘を鳴らし続けていて、その歪がふとしたはずみで裂けて顕になっているように感じる。 2022.12.24スバラシネマReview2022☆Brand new Movies
スバラシネマReview「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」映画レビュー “安定感を増す「古典的」という新鮮さ” ジェームズ・ボンドから解放されたダニエル・クレイグが名探偵ブノア・ブランに扮するNetflixオリジナルミステリーシリーズ第二弾。 二作目にして、名探偵役がすっかり板についているダニエル・クレイグ。この無骨な俳優が、このウィットに富んだ名探偵役にこれ程ハマるとは思わなかった。 2022.12.24スバラシネマReview2022☆Brand new Movies
スバラシネマReview「バイオレンスアクション」映画レビュー “「ベイビーわるきゅーれ」の爪垢を煎じて飲めばいい” チープなアクション表現と、安っぽくて素人臭いカット割りに編集。冒頭数分のシーンのみで、絶望的な「これじゃない感」を感じると共に、「駄作」であることを確信した。 2022.12.23スバラシネマReview2022☆Brand new Movies
スバラシネマReview「アダムス・ファミリー」映画レビュー “クリスティーナ・リッチのブキミカワイイがたまらない” もっとチープで子供向けのファミリームービーの印象だったが、冒頭からしっかりと作り込まれた美術やカメラワークが秀逸で、想像よりもずっとレベルの高いクオリティを誇る娯楽映画の世界観に引き込まれた。 2022.12.16スバラシネマReview2022☆Brand new Movies
スバラシネマReview「THE FIRST SLAM DUNK 」映画レビュー “稀代の漫画家が達した「漫画」の極地” 実際に映画鑑賞に至るまで、正直懐疑的だったことは否めない。 が、鑑賞し終えた今となっては、多大な満足感とともにこう断言したい。 紛れもない、完全な、「漫画の映画化」だった、と。 2022.12.12スバラシネマReview2022☆Brand new Movies
スバラシネマReview「THE BATMAN-ザ・バットマンー」映画レビュー “現実路線の足枷となるゴッサム・シティというファンタジー” 「バットマン」の映画化において最も重要で、取り扱いが難しい要素は、“リアリティライン”の引き方だと思う。 架空の超犯罪都市の大富豪が、夜な夜な真っ黒なコウモリのコスチュームに身を包み、街の悪党たちを殲滅する。元来アメコミであることを鑑みても、圧倒的にマンガ的であり、どう言い繕っても“馬鹿っぽい”設定である。 2022.12.12スバラシネマReview2022☆Brand new Movies
スバラシネマReview「トロール」映画レビュー “お国柄で済ますには勿体なさすぎるラスト数カット” 想定外に真っ当な怪獣映画であったことは、嬉しい驚きだった。 「ゴジラ」シリーズをはじめとする日本が誇る特撮映画を愛好してきた者のとしても、本作には充分に楽しみがいのある“特撮精神”の心得があり、日本の特撮に対するリスペクトも存分に感じられた。 2022.12.10スバラシネマReview2022☆Brand new Movies
スバラシネマReview「タイトル、拒絶」映画レビュー “女の切なさと悲しさ、すべてを体現する伊藤沙莉” なんて過酷。なんて醜悪。 それでも、それなのにだ、雑居ビルの屋上から見える狭い空の燃えるような夕焼けを見て、思わずお腹がすいてくる。なんて切ないんだろう。なんて悲しいんだろう。 2022.12.09スバラシネマReview2022☆Brand new Movies