2022-07

スバラシネマReview

おヒサシネマ!「ジュラシック・ワールド/炎の王国 」 “原題が指し示す「王国」の真意とその崩落”

シリーズ通算5作目(新シリーズ2作目)となる本作が個人的には大好きで、「ジュラシック・パーク」シリーズ全作品の中でも、1位2位を争う優れた娯楽映画だと思っている。
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おヒサシネマ!「ジュラシック・ワールド」 “惨劇の「教訓」を無視したある意味現実的な世界線”

前シリーズ3部作で、人間の“神の真似事”による惨劇を散々目の当たりにしたはずなのに、ついに完成してしまった禁断のアミューズメントパーク。 “パーク”から“ワールド”へと屋号を変えて描き出されたこの新シリーズの第一作目は、良くも悪くもド派手な映画だ。
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おヒサシネマ!「ジュラシック・パークⅢ」 “一流のB級モンスター映画”

公開間近の最新作を除いた「ジュラシックパーク」シリーズの中で、個人的にもっとも好きな作品は、この「Ⅲ」かもしれない。無論、映画史における娯楽大作の傑作は1993年の第一作だと思うが、ふいに何度も観たくなるのは、間違いなく本作だ。
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おヒサシネマ!「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」 “ああなるほど、これが「カオス理論」ですか、マルコム博士”

「ジュラシック・パーク」は劇場鑑賞以降も何度も繰り返し観てきた記憶があるが、この続編については劇場以来再鑑賞した記憶はない。何故か?そう、決して良い映画だとは言い難いからだ。 スティーヴン・スピルバーグ監督作として捉えるならば、きっぱり「駄作」と言わざるを得ない。
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おヒサシネマ!「ジュラシック・パーク」 “姉弟の叫び声と共に再び恐竜王国へ”

最新作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の劇場鑑賞前に、シリーズ全作を見返してみようと思いたち、1993年の第一作を久しぶりに鑑賞。 劇場での初鑑賞から二十数年あまり、幾度も見返していると思うが、映画史に残る娯楽超大作のエンターテイメントは決して色褪せない。
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「オールド」映画レビュー “適切な死の順番、束の間の幸福”

詰まるところ、人間にとっての最大の脅威は「時間」であるということ。 「時間」というものの非情さと残酷。それに直接的に脅かされた時、またはそれを独善的に操れると知った時、人間は狂気と慈愛の狭間で混乱し、混沌を生む。
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「ソー:ラブ&サンダー」映画レビュー “中身の乏しさと、ロキ不在という物足りなさ”

タイカ・ワイティティ監督らしいエキセントリックな表現やキャラクターたちの言動はユニークだけれど、ストーリーの根幹に存在すべきテーマがひどく散漫で、愛すべき“おふざけ”がただの“緩み”のまま終始してしまっており、中身の乏しい映画に仕上がってしまっている。
ひとりごとの記憶40s

動揺

帰ってきた子どもたちを近くに呼び寄せた。 まず言わずにはいられなかった。 「どんなに上手くいかなくても、どんなに不満があっても、暴力は絶対に駄目だ」 と、 伝えきる前に、なぜだか感情が極まって、涙が溢れてきた。 伝えようとしたことは、改めて…more
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「ラストナイト・イン・ソーホー」映画レビュー “現在と過去との交錯が浮き彫りにする罪と闇”

“ソーホー”とは、ロンドン中心地に位置する1エリアのこと。 そういうロンドンという街の歴史や、文化的な文脈に精通していれば、より一層この映画の魅力は増大したことだろう。
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