2021☆Brand new Movies「竜とそばかすの姫」映画レビュー “「ファンタジー」では看過できないこの世界の闇についての取り扱い” 終幕後、何とも言えない神妙な面持ちを作らずにはいられなかった。 駄作だとは思わないし、エンターテイメントとしての華やかさと、エモーションを持つアニメーションだったとは思う。 だが、同時に、アニメ映画として誠実な傑作かと言うと、そうではないなと思う。 非常にアンバランスで、その不安定さが、とても下卑たものに見える瞬間も少なくはなかった。 2021.07.172021☆Brand new Movies
2021☆Brand new Movies「ブラック・ウィドウ」映画レビュー “Thank you Natasha,3000” 兎にも角にも、まずは、「おかえり、ナターシャ」と心の中で唱えずにはいられない。 スクリーンに映し出される「MARVEL」のお決まりのオープニングクレジットを目の当たりにした瞬間、高揚感が一気に高まり、思っていた以上に自分がMCUの新作映画を“欲していたこと”を痛感した。 2021.07.152021☆Brand new Movies
2021☆Brand new Movies「名探偵ピカチュウ」映画レビュー “絶妙なモフモフと的を射たおじさんボイス” 日曜日の昼下がり、インドア派(出不精とも言うが)の小1の息子と映画鑑賞をすることが多くなってきた。 親としては、好奇心旺盛に外に出かけたがってほしいとも思うが、映画ファンとしてはもちろん嬉しい。 2021.07.112021☆Brand new Movies
2021☆Brand new Movies「トゥモロー・ウォー」映画レビュー “愛され馬鹿は地球と映画を救う” 「Amazon Prime Video独占配信映画」として、連日TVCMでパワープッシュされているこのSF超大作は、クリス・プラット主演&製作に相応しい“脳筋馬鹿”なブロックバスター映画だった。 2021.07.042021☆Brand new Movies
2021☆Brand new Movies「ゴジラVSコング」映画レビュー “この国のゴジラ映画ファンの落胆と安堵” 今作は、或る意味、正統で真っ当な1962年の東宝映画「キングコング対ゴジラ」のハリウッド映画化と言えるだろう。このハリウッド版“GODZILLA”シリーズは、かの国ででゴジラ映画を愛し続けてくれた映画人たちが、その“オタク魂”を遺憾なく発揮し続けたシリーズだった。とは思う。 2021.07.022021☆Brand new Movies