2021-06

2021☆Brand new Movies

「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」映画レビュー “子どもが好きなのはふわふわだけじゃない”

「僕はグーフィーグーバーさ♪君もグーフィーグーバーさ♪」と、息子(小1)が謎の歌を歌っていた。 何の歌かと聞いてみると、“スポンジ・ボブ”の映画だと言う。 息子はこの映画を既に5回以上観ているらしく、一部の台詞を空で言えるようになっていた。
2021☆Brand new Movies

「地下室のメロディー」映画レビュー “これがほんとの水の泡”

ロートルと青二才の悪党がコンビを組んで、或る犯罪計画に挑む。 今作の後に製作された多くのケイパー映画(強盗映画)で、同様のプロットが幾度も用いられてきたことからも、公開当時この映画がとてもセンセーショナルだったのだろうなということは充分に感じられる。
スバラシネマex

スバラシネマex.「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」“荒唐無稽を全速力で突き進むストーリーテリングが潔し”

ゴジラ映画史において、“嘲笑”と共に埋もれていたジェットジャガーの憂い、その解放。 玉石混交のゴジラ映画シリーズの全作品を観尽くしてきて、その高揚も落胆も等しく味わってきたファンとしては、その一点のみを捉えても、“熱い”作品であった。
2021☆Brand new Movies

「映画大好きポンポさん」映画レビュー “僕が映画を観るワケと、投影せざる得ないモノ”

映し出されるアニメーションを食い入るように見つめながら、なぜ、涙が出るのかよく分からなかった。ただ、その「理由」を認識するよりも前に僕は、奮えて、泣いていた。この世界のすべての映画フリーク、そしてあの世界に憧れ、夢破れ、今なお“表現”することを秘め続けている人たちにとって、このアニメ映画は“唯一無二”になり得る。
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ!「四月物語」“20歳の松たか子から溢れ出るエモーショナル”

この映画を初めて観た頃、僕自身も上京した。 「四月物語」も、「大豆田とわ子」も、自分自身の20年という年月も、いろいろなものが交錯して、ああ遠くに来たものだな、と思う。
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スバラシネマex.「大豆田とわ子と三人の元夫」 “人生は無様で、時々唐突にドラマチック”

語り出したらキリがないドラマだし、観るタイミングや、鑑賞者の人生観、人生模様、家族関係や生活環境によっても、くるくると印象と感情が移り変わるだろう。 総じて言えるのは、人生って無様だけれど、面白いということ。
2021☆Brand new Movies

「るろうに剣心 最終章 The Beginning」映画レビュー “足りなかったのは、やっぱりあの一言”

予想通り、ビジュアルは爆発している。 「雪代巴」のあまりにも美しく、あまりにも残酷な斬殺の様。雪景色の白と、血しぶきの赤の、無慈悲な色彩。 あのシーンを、実写映画の中で表現しきったことが、この映画における唯一無二の価値だろうと確信した。
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スバラシネマex「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編」 “OVAだからこそ辿り着いた残酷と狂気の美しさ”

ようやくこのOVAを観ることができた。 世の好事家たち、特に時代劇フリークからも高い評価を受ける作品であることは知っていたので、随分前から観たかったのだけれど、OVA作品故になかなか鑑賞機会を得られなかった。
2021☆Brand new Movies

「資金源強奪」映画レビュー “匂い立つ昭和の娯楽臭にクラクラする”

溢れ出る「昭和」のギラつく雑多感。 人からも、服装からも、街並みからも、すべてから放たれるそのギラギラに圧倒される。 展開される犯罪アクションの卓越したエンターテイメント性もさることながら、映し出される「昭和」そのものが揺るぎない「娯楽」だった。
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