2016☆Brand new Movies「ルーム」<8点> 誘拐、劣悪で非道な監禁下での妊娠、出産、育児。そして解放。 母親にとっては7年、「部屋」で生まれた子にとっては5年、あまりにも理不尽な暴力によって強制的に「世界」と隔てられたこの膨大な時間は、二人から「何」を奪ったのか。そ…more 2016.09.252016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies「スーサイド・スクワッド」<6点> トレーラーの段階では、今年随一の期待値を生んだ映画だったけれど………。結論から言うと、“マーゴット・ロビーがサイコーなだけの映画”だった。 マーゴット・ロビーが扮する“ハーレイ・クイン”の存在が無かったとしたら、年間ワース…more 2016.09.182016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies「君の名は。」<8点> 「独りよがり」な映画である。 普通この言い回しには、多分に否定的な意味が含まれているものだが、新海誠というアニメーション監督が生み出す作品においては、それは必ずしも当てはまらない。 「独りよがり」だからこそ、表すことがで…more 2016.09.142016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies「ソロモンの偽証 後篇・裁判」<3点> 「前編・事件」は、少年少女たちの成長譚的側面が、ミステリー要素以上に色濃く展開され、歪な仕上がりではあったけれどエモーショナルな映画として見応えがあった。 この「後編・裁判」には、そういった少年少女たちの成長の行く末と、そ…more 2016.09.112016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies「ソロモンの偽証 前篇・事件」<7点> 子どもたちの「顔」が皆良い映画だった。 こういう演技経験の浅い若い俳優たちが主要人物となる映画においてもっとも重要な事は、特別な演技の巧さでもなければ、リアルな実在感などでもなく、彼ら一人一人の顔つきだと思う。 演技がヘ…more 2016.09.102016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies「インビクタス/負けざる者たち」<7点> 「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもの。 歴史上におけるトピックスと成り得る出来事は、往々にして、「創作」における「遠慮」を容易に飛び越えていく。 もしこの映画のストーリー展開が、完全なる創作だったとしたならば、「…more 2016.09.042016☆Brand new Movies
久々鑑賞☆おヒサシネマ!おヒサシネマ! 「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 理不尽な運命に流されるままに、主人公は突如として人類存亡を欠けた戦争の最前線に送られる。 必然的に訪れる「死」、繰り返される一日、繰り返される「死」。 その設定そのものと、描かれ方は、他の多くの映画で表されたもので、…more 2016.09.02久々鑑賞☆おヒサシネマ!