2016☆Brand new Movies 「ヴィジット」<8点> とても奇妙な映画だった。 「微妙」と「絶妙」の狭間に存在する一線をひたすらに渡らされるような、とても意地悪な映画だったとも言える。 渡りきったその先でしばし立ち尽くしつつ、「ああ、シャマラン映画ってこういうのだったな」と思い出す。 果たして…more 2016.04.29 2016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies 「バクマン。」<8点> 「漫画を描きたい」という衝動に駆られ、若者たちは無意識に雄叫びをあげ、思わず走り出す。 漫画に限らず、一度でも自分自身の内なるものから“何かを生み出したい!”という思いを抱いた経験がある者にとって、この作品の主人公たちの姿は、どうしたって心…more 2016.04.29 2016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies 「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」<6点> ”娯楽映画としての展開力の稚拙さ、それに伴う絶対的なエモーションの欠如。それが今作の最大の敗因” と、前作「マン・オブ・スティール」を批判した。 前作の不満足感が経験値としてあったため、これだけのビッグタイトルでありながら期待感は上がりきら…more 2016.04.23 2016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」<7点> ストーリーは非常にオーソドックス。王道的ではあるが、ひねりがないと言われれば否定は出来ない。 最近のコメディ映画としては珍しいくらいに、登場人物たちが揃いも揃って基本的には”いいやつ”であることも、“ど真ん中”過ぎて逆に戸惑うくらいだ。 映…more 2016.04.16 2016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies 「リップヴァンウィンクルの花嫁」<10点> “夢現(ゆめうつつ)”。 映画が終わった劇場の座席でしばしぼんやりとしながら、その言葉が頭に浮かんだ。 “ひとり”では、決して、抱えきれない痛みと、抱えきれない愛おしさ。 どこまでも切なくて、どこまでも残酷な映画だった。 白昼夢のようでもあ…more 2016.04.14 2016☆Brand new Movies
2016☆Brand new Movies 「リリーのすべて」<9点> 原題は「The Danish Girl」、直訳すれば“デンマークの女の子”。 当然、主人公である“リリー”という「女性」を指しているだろう。また、“リリー”に最期まで連れ添った「妻」のことも指しているだろう。 ただそれならば、“Girl”で…more 2016.04.13 2016☆Brand new Movies