2015-09

2015☆Brand new Movies

「恋人までの距離(ディスタンス)」<9点>

この映画を観た誰しもは、“美しすぎる一夜”は、美しいままの「思い出」にすべきだと、考えることだろう。 この映画の主人公の男女も、ちゃんとした“大人”なので、一時の“甘美”に溺れることなく、「朝」の訪れとともにちゃんと一旦断ち切って、それぞれ…more
ひとりNumber

されど優勝


2015☆Brand new Movies

「ドラッグ・ウォー 毒戦」<8点>

映画ファンとしては恥ずべきことだが、監督作品50本以上という香港の名匠ジョニー・トーの映画世界に触れてまだ日が浅い。 鑑賞数は今作でまだ3作目。実は、まだまだこの監督の世界観の本質が掴みきれていない。 ただ、共通することは、三度とも「この映…more
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久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ! 「ブラック・レイン」

劇中、タイトルである「Black Rain」というキーワードを台詞の中で発する人物が、「若山富三郎」であるということに今回の再鑑賞で初めて気付いて、自分自身がこの名作を“ちゃんと”観られていなかったということと、リドリー・スコットは流石に「…more
ひとりごとの記憶20s-30s

連休前から連休後


2015☆Brand new Movies

「FRANK -フランク-」<6点>

才能の誕生も精神の喪失も、その発端に必ずしも明確な理由や環境があるわけではないと思う。 誰しも、自分自身の才能に期待し、模索し、絶望した経験が少なからずあるだろう。 凡庸で薄っぺらな主人公が、一人の天才と出会ってしまったことで、求めたもの、…more
2015☆Brand new Movies

「キングスマン」<4点>

“英国王”もとい“英国紳士”然としたコリン・ファースが、いかにもスパイ映画風の魅力的なギミックを駆使して小悪党どもを小気味よく打ちのめす。 この白眉のアクションシーンをはじめ、映し出される映像の娯楽性は極めて高く、楽しい。 この映画が、マシ…more
2015☆Brand new Movies

「イコライザー」<8点>

実は“殺人マシーン”だった主人公が、憎き悪党と真向かい、直接的に、淡々と、「宣戦布告」する。 それを演じるデンゼル・ワシントンの“目”がヤバい。“ヤバい”とはいかにもチープな表現だが、本当にヤバいのだから仕方がない。 正義の鉄槌を振るうこと…more
ひとりごとの記憶20s-30s

白ける


久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ! 「THE 有頂天ホテル」

劇場公開時にも強く感じたことだが、この映画の最大の「失敗」は、“年の瀬”に公開できなかったことだ。 どういう諸事情があったのか知らないけれど、年明けの二週間後の公開になってしまったことは頂けない。 二週間くらい何とでもなったろうし、年の瀬、…more
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