
2012-09


100本目

「未知との遭遇/特別編」
想像以上に“いびつ”で、“混沌”とした映画であったことに驚いた。 もっと大衆向けの感動映画なのかと思っていて、それがこれまで今ひとつ食指が伸びなかった理由でもあったけれど、想定外の映画の世界観に心が掴まれたことは間違いない…more

「モンスターVSエイリアン」
往年の東宝特撮映画、もしくは往年のアメリカモンスター映画を沢山観てきた人たちにとっては、楽しい映画であることは間違いないだろう。 主人公自体のキャラクターや、味方となるモンスターたち、悪役エイリアン、そして司令基地のデザイ…more

小さな1歩(未見)

「フェア・ゲーム(2010)」
エンドロールで流れる役名の一部が塗りつぶされていた。 この映画の主人公である実在の元CIAエージェントが綴った原作も、CIAの検閲の上で大部分が黒く塗りつぶされたまま出版されているそうだ。 それは、この物語が紛れもない事…more

Alc.9%

「ランゴ」
アニメーションと実写の“境界線”はいよいよあやふやになってきている。 砂漠に生息するありとあらゆる生物をデフォルメしたキャラクターたちが、縦横無尽に動き回る明らかにアニメーションでしか表現が出来ない映画世界を観ながら、「ほ…more

相応しい強さ

「メカニック(1972)」
リメイク作品であるジェイソン・ステイサム版を今年観たばかりだった。ジェイソン・ステイサムの映画には珍しいくらいに“上質さ”を伴ったアクション映画だったので、チャールズ・ブロンソン主演のこのオリジナル版も非常に気になっていた。…more