2005-05

2005☆Brand new Movies

「戦国自衛隊」

礎の設定自体が破天荒そのものなので、細かい部分の粗はまあ許容できるものとしても、もう少し描くテーマそのものを確固たるものにしてほしかった。 唯一無二の主人公である千葉真一の役柄があそこまで暴走してしまっては最終的なまと…more
2005☆Brand new Movies

「スチームボーイ STEAM BOY」

アニメーションの完成度は緻密さと迫力が兼ね合い申し分は無い。 しかしそんなことは、アニメ映画において世界のトップを走る日本アニメ界の現状と、その頂点の一角を牛耳る大友克洋であるならある意味“当然”越えるべきハードルであると…more
2005☆Brand new Movies

「CODE46」

哀しい。哀しすぎる哀しさではない。でもだからこそ尚更に哀しい。 “愛する”という感情の動きは、時に衝動的で時に動物的なものだ。到底理屈ではないものだ。そういった人間という生物の根底にあるものを、この映画は突き詰めていく…more
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2005☆Brand new Movies

「コンスタンティン」

ビジュアル的にもストーリー的にも俳優的にも総じて“バランスの良い”映画だったと思う。 テンポも良くてひたすらにハードボイルドを貫くキアヌのスタンスも良かった。 ただしかし、やはりというか何というか、この手の映画に対す…more
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「交渉人 真下正義」

テレビシリーズから通しての「踊る~」ファンであっても、やはりあの“真下”単独主演映画というのにはいささかの懸念があった。まあそれでも、こうやって劇場に足を運ばせるのだから、この製作サイドは相変わらず(良い意味で)金儲けがうま…more
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「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」

とにもかくにもビジュアルの創造性は素晴らしいの一言に尽きる。 姉弟妹たちの憂いに満ちた眼差しから不穏で荒涼とした空気の色合いまで、ほとんどパーフェクトに近いものを見せてくれる。 ある部分においては、ティム・バートンを彷彿とさ…more
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「ホーンテッドマンション」

われながら地味だとは思うが、“ディズニーランドで好きなアトラクションは?”と聞かれれば、僕は「カリブの海賊」と「ホーンテッド・マンション」と答える。 「カリブの海賊」の映画版「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、ジョニー…more
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「ガス人間第一号」

正直なところ、この映画の場合、僕はタイトルのインパクトだけでほとんど圧倒されている。 “ガス人間第一号”って、まさしくそのまんまなんだけれど、なんて潔くてオシャレな表題なんだろうと。 そして、そのタイトルから滲み出る…more
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「ターミナル」

中盤過ぎまでの展開は非常に素晴らしく、「スピルバーグがまたやってくれた。さてさてどう褒めちぎろう」と大いに期待したのだけれど、終盤の落ち込みに呆然となる。 興味深い“予感”を漂わせる主人公のキャラクターと設定に用意され…more
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「真夜中の弥次さん喜多さん」

たぶん“ナニガナンダカワカラナイ”というのが、この映画を観た人のかなり正直な“感触”だと思う。 ただひたすらに、ただ盲目的に、「お伊勢参り」に向かう混迷を極めたふたり。そうして彼らを待ち受ける、幾重もの混沌。 “映画…more
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