2005-03

2005☆Brand new Movies

「エターナル・サンシャイン」

離れたくない映画に対する余韻。“映画を観る”という幸福は、まさにこの余韻のためにあると思う。 もはやハリウッドにおいて“天才”“気鋭”の名を欲しいままにしているカウフマン×ゴンドリーの、この類まれなるラブストーリーの余韻をぼくはしばらく忘れ…more
2005☆Brand new Movies

「鉄人28号」

正直「もう少しなあ~」という部分が多すぎる出来栄えだった。 物語自体の軽薄さも目に付くところではあるが、そこはあえて“王道的”と片付けておいておこう。 やはり問題はビジュアルに尽きると思う。名作漫画「鉄人28号」を今、映像化する意味をもっと…more
2005☆Brand new Movies

「オペラ座の怪人(2004)」

何よりも、映画化ということに対して臆せず、舞台通りに映像世界全編をオペラ調に仕上げ、完成させたことに、「オペラ座の怪人」という神々しいまでのオリジナルに対する尊敬と自信が感じられた。 台詞のほとんどが歌唱によって紡がれることに違和感を持つ人…more
2005☆Brand new Movies

「ローレライ」

キャスティングを見た時点で(フジテレビ製作ということも含め)、ある種テレビ的な“薄さ”が反映されてしまうのではないかという危惧が鑑賞前にあった。そしてそういうことが全く無い映画であるとは言えないとは思う。 しかし同時に、思った以上にひとつの…more
2005☆Brand new Movies

「招かれざる客」

何の予備知識も無く観たこと(観始めるまでヒッチコックかなんかのサスペンスものだと思っていた)が、殊更にシンプル且つ濃厚なこの物語の巧さに引き込まれる要因になった。 突然帰郷した一人娘に異人種の婚約者を紹介され、当然驚きを隠せない両親。 しか…more
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました