2005☆Brand new Movies

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「マリといた夏」

決して悪くはない。悪くはないのだけれど、何が良いかと言われれば、それもまた返答に困る。主題は、少年時代の不思議な記憶とノスタルジーなのだろうが、それがいまひとつ、全面に伝わってこない。原因のひとつとして、おそらく、キャラクターデザインが少し…more
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「コーヒー&シガレッツ」

モノクロの画像の中に、どうしてこうも、色合いのない“コーヒー”の黒と、“煙草”の煙の白が、引き立つのだろう。これが、コーヒーと煙草の魅力なのか?この映画を観ていると、自分が、コーヒーも煙草も好んでいないことが、とても悔しくなる。著名な俳優、…more
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「戦国自衛隊1549」

最近の日本の大型娯楽映画には、以前と比べて随分良い作品が増えてきたのだが、今作の場合は、悪しい日本映画の典型を脱却できていない。それは、エンターテイメント映画のメッカであるハリウッドに対して、製作予算の絶対的差が生み出すものではなく、それ以…more
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「バタフライ・エフェクト」

サスペンス映画は大好きで多々観てきたが、この映画ほど、“切なさ”に胸が締め付けられ、涙が溢れそうになった作品はないかもしれない。予想をはるかに超えたストーリーの完成度の高さに驚嘆する。自分の日記を読むことによって、過去へ時間を逆行し、数々の…more
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「プリンス&プリンセス」

DVDのジャケットを手に取った時から何となく予感はあったのだけれど、このフランス製アニメーションは良い!さすが、ジブリが推奨するだけのものはあるという感じ。どういう工程を経ているのかは定かではないが、このアニメーションは、切絵みたいな影絵み…more
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「Mr.&Mrs.スミス」

ここのところ、ハリウッドスターが堂々と主役を張るアクション映画というものをあまり見ていなかったので、久しぶりにハリウッドスターらしい存在感が楽しめる映画だった。ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーという、いまやハリウッドきってのセクシ…more
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「キング・コング(2005)」

今作は監督ピーター・ジャクソンが端っから公言しているように、オリジナルである1933年版「キング・コング」の完全なるリメイクなわけで、ストーリー、時代背景、登場人物、その他の設定まで、あらゆる面においてオリジナルのそれが忠実に守られている。…more
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「ZOO(2004)」

オムニバス映画は大概評価が難しい。特に今作のように(同原作と言っても)話がそれぞれバラバラで、作り手も本職がバラバラなクリエーターたちとなると、尚更だ。少しずつでもそれぞれの物語がリンクしていれば、作品として一貫性も出てくるのだが…。なので…more
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「チーム★アメリカ ワールドポリス」

去年公開されるや否や、報道番組でも取り上げられる程に、ダイレクトで遠慮がない国際情勢批判(=アメリカ批判)や実在実名の国家、俳優を名指しで中傷したことが話題になった“人形劇映画”。どんなものかと思ったが、スゴイ。本当に「限度」というものを、…more
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「男たちの大和 YAMATO」

この映画には、映画の表現としての“巧さ”だとか“工夫”“芸術性”などというものは、全く無い。どこまでも無骨で、相当に不器用な映画のように見える。しかし、涙が溢れて、止まらない。散々描き続けられてきた、戦争映画においてもはや普遍的な描写で、ど…more
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