「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」映画レビュー “ああ、楽しかった。以上。”

スバラシネマReview

評価:  8点

Story

イスラ・ヌブラル島の大噴火から4年。オーウェンは人里離れた山奥でクレアと14歳になったメイジーと3人で暮らしていた。ある日、オーウェンは我が子を連れたブルーと再会する。ところがその矢先、ブルーの子どもが何者かに誘拐されてしまう。怒り狂うブルーに、必ず子どもを取り戻すと約束するオーウェン。そんな中、イナゴの大発生による農作物被害を調査していたエリー・サトラー博士は、バイオテクノロジー分野の巨大企業バイオシンが関係していると疑念を抱き、かつてのパートナー、アラン・グラント博士に助言を求めるのだったが…。 allcinemaより

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』新予告映像<7月29日(金)全国公開>
全世界待望のシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が、2022年7月29日(金)日本公開!!2015年公開の『ジュラシック・ワールド』はその年の<国内年間興行収入第1位>に輝き、シリーズ生誕25周年にあたる2018年に公開…more

 

Review

1993年の「ジュラシック・パーク」から約30年、時間を越えて、時代を越えて、一つの映画シリーズを“体感”するというプロセスは、映画ファンとしての一つの醍醐味だと思う。
かなり破茶滅茶な作品に仕上がっていることは否定しないが、30年間このシリーズを観続けてきた一恐竜映画ファンとして、“胸アツ”だったことも否定できない。

30年前、10歳かそこらだった私は、父親と劇場のスクリーンに蘇った恐竜の闊歩を目の当たりにした。
映画制作におけるCG技術もまだまだ黎明期だった時代、スティーヴン・スピルバーグによってもたらされたその“恐竜世界”は、まさにアメージングであり、エキサイティングな体験だった。
個人的にも、映画を映画館で観るという娯楽体験の本質を、心に植え付けてくれた作品だったと思える。

そんな映画史的にも、個人的にもエポックメイキングな作品の「完結編」と謳われる本作に対して、熱くならないわけがないのだ。
前述の通り、破茶滅茶な映画であり、ストーリーテリング的に破綻している箇所もあるだろう。
ただし、そういう破茶滅茶をまかり通すのが、SF映画であり、娯楽映画であると、私は思う。

SF映画に対して、「科学的ではない」などというクレームをつけるのは、そもそもナンセンスだ。なぜなら、「SF」とは科学的に説明できないことを空想で物語るものであり、そもそも「科学」とは未知なるものを想像し、探求する学問だからだ。
暴論を恐れずに言うならば、「科学的ではないことこそが、科学なのだ」と私は信じている。

“ジュラシック・パーク”の創始者ジョン・ハモンドが、空想し、想像し、巨万の富を駆使して“実現”したのは、まさにそういう世界だった。だからこそ、人々は倫理観を越えて熱狂し、30年間に渡って繰り返し“恐竜世界”を求めたのだと思う。

と、ついつい“空想”と“現実”が入り混じった感情を抱いてしまうが、とにかく私はそれくらいこの映画シリーズが大好きだった。
そして、ついには恐竜たちが世界中に蔓延り、地球上の生命の「種」を混ぜっ返すようなSF世界まで到達してみたこの最新作もとい最終作を私は断然支持したい。

ああ、楽しかった。
映画鑑賞においてその多幸感に勝るものなどない。

 

おヒサシネマ!「ジュラシック・パーク」 “姉弟の叫び声と共に再び恐竜王国へ”
最新作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の劇場鑑賞前に、シリーズ全作を見返してみようと思いたち、1993年の第一作を久しぶりに鑑賞。 劇場での初鑑賞から二十数年あまり、幾度も見返していると思うが、映画史に残る娯楽超大作のエンターテイメントは決して色褪せない。

 

Information

タイトル ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

製作年 2022年
製作国 アメリカ
監督
コリン・トレヴォロウ
脚本
エミリー・カーマイケル
コリン・トレヴォロウ
撮影
ジョン・シュワルツマン
出演
クリス・プラット
ブライス・ダラス・ハワード
ローラ・ダーン
ジェフ・ゴールドブラム
サム・ニール
ディワンダ・ワイズ
マムドゥ・アチー
BD・ウォン
オマール・シー
イザベラ・サーモン
キャンベル・スコット
ジャスティス・スミス
スコット・ヘイズ
ディーチェン・ラックマン
ダニエラ・ピネダ
鑑賞環境 映画館(字幕)
評価 8点

 

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画像引用:https://youtu.be/xlxrUahdSDE

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