今年のお盆は、
休暇期間も短く、どこへ行く、何をするという予定も特になかったので、
戦後70年にあたり、戦争映画を意識的に観ようと決めていた。
太平洋戦争にまつわる話を描いた3本の日本映画を観て、
改めて、この国にとって「戦争」とは何だったのかということを思いふけった。
何を持って「美化だ」と否定するのか。
“彼ら”は、あの大戦中、何を信じていたのか、そして何を信じさせられていたのか。
失われたおびただしい数の命と、生き残り、継がれた命の意味と価値。
70年という年月が経ち、改めて僕たちは何を知り、考えていかなければならないのか。
命を継がれ、僕自身がまた命を継いでいく。
孫の代まで「謝罪」をしていく必要はないのかもしれないけれど、
この国が犯した過ちの真意は、未来永劫継いでいかなければならないのだと思う。
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