連ドラ予約していたのに、初回が拡大版だったために、
第二話が録画出来ていなかった「MOZU」を、TBSオンデマンドでようやく観た。
本来は一話視聴するのに300円かかるのだが、
動画配信サービスの「U-NEXT」の無料トライアルに登録して、
とりあえず無料で観られた。
いいね。
わりと分かりやすいキャラクター設定とストーリー展開だけれど、
すぐにでも“次が観たくなる”感じは、テレビドラマとして魅力的であることを表している。
キャラクター描写で特徴的なのは、
西島秀俊演じる主人公が、意外な程に「飯を食う」というところ。
この手のサスペンスのこの手の主人公というものは、
大概無機質で人間味が薄い雰囲気が強調されるもので、食事のシーンなど見せないことがセオリーなのだが、
この主人公は、結構明確に「食欲」を示す。
そのことが、ありがちな無頼漢の上に一つのオリジナリティを付加しているように見える。
映画やドラマにおいて、「食事」のシーンというものは意外な程にキャラクター描写における重要なファクターで、
食事のシーンを見せるキャラクターはそれにより「内面」を曝け出していることになるし、
食事をするシーンは、キャラクター同士の距離感を表すことが多い。
たぶん、そういうことを多分に意識した食事描写なのだと思う。
ああ、そうか、もう明日は木曜日か。
録画出来ている先週の第三話と連続で第四話が観られるな。うひょー。
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