
やや季節外れの花見。
葉桜でも、楽しい酒が飲めれば、愛でられる。
花見をバラして、近くの観光地の商店街に流れる。

きっと、地元住民にとっては最も馴染み浅い場末の居酒屋にふらりと入り、二次会。
まったりと飲んで、自転車で帰路。
帰り路が同じ方向の友人と、自転車をこぐ。
ふと思い出す。
高校時代、同じバレー部だった彼と、今夜と同じ路を自転車で帰った。
何をどう話したかなんてまるで思い出せないけれど、
高校一年、16歳の感情は色褪せつつも、残り続ける。
そんなことをつらつらと考えつつ、
自宅近くのコンビニで、
チョコパイとヨーグルトとコーヒーを買い食いして、
0時前の、無駄な時間を過ごす。

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