トランク

「イノさんのトランク~黒澤明と本多猪四郎 知られざる絆~」と銘打たれたドキュメンタリー番組を、

録画したまま見れずにいたのだが、さきほどようやく見れた。

本多猪四郎と黒澤明、日本映画史に燦然と輝く大巨星の二人が、

これほどまでに「無二の親友」だったということを知らなくて、

とても興味深く、感動的だった。

ドキュメンタリーは、本多猪四郎の妻の視点から綴られており、殊更にドラマティックだった。

これほどの大人物同士の友情なのだから、映画化すればいいのにと思った。

ただ、日本映画界は、意外と実在の人物を描いた映画を作ることが巧くない。

ひどく説明的だったり、面白味の無い伝記映画に終始する場合が多い。

ハリウッドならとっくに映画化してるだろう。

こんなに魅力的な題材はそうあるものではないのに……。

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