香川真司が振り向き様に左足を振り切る。
“まさか”の2点目が決まったのを見届けてから、
雨の中、会社まで愛妻に連れて行ってもらったが、危うく遅刻そうだった。
イタリア相手に2点先取。よもや想像し得なかった展開。
まさかこのまま逃げ切れるはずなどないと、膨れ上がる期待を慎重に抑えながら、
録画で残りの試合展開を観た。
結果は、3-4、惜敗。
やはり、世界の壁は厚く、悔しさが募る。
しかし、選手らと同様に「悔しい」と思える試合を出来たことは、
やはり今の日本のレベルにおいては、充分な結果だとは思う。
1点リードの後半折り返し、あっけなく同点、そして逆転を許してしまった失点シーンには脆弱さを感じたが、
ピルロに劣らない遠藤のFKから岡崎らしいゴールで同点に追いつき、
幾度も決定的なシーンを見せ「勝ち点3」にも肉薄した日本代表の様には、力強さを感じた。
その後、再びあっけなく勝ち越し点を献上してしまった様にはがっくりきたけれど。
何よりも「結果」において物足りない部分は大いにあろうが、
いずれにしても、コンフェデレーションズカップという確固たる世界大会において、
スタジアムに集まった大観衆とテレビ観戦をする世界中の人々に対して、
日本代表が世界屈指の強豪国を相手にして、
「面白いサッカーを見せられた」
ということは、紛れもない事実であり、
それはやはり、誇って良いことだろうと思う。
最終戦はメキシコ。
強豪国には変わりないけれど、互角以上の戦いが出来得ることは充分証明出来たはず。
最後まで「勝利」を追い求めてほしい。
夜のニュースでフツーに街頭インタビューに登場してしまっている、
かつての日本代表の「10番」にワロタ。
「偶然店にいた ラモス瑠偉さん」って……。
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