招致

“オリンピック至上主義者”なので、

東京のオリンピック招致に対して、ナンダカンだと難癖を付ける人たちのことを、

必然的に嫌悪してしまう。

国内外の諸々の問題を持ち出してきて、

「そんなことに時間と労力とお金をかけている場合じゃない」という言い分は、

もちろん正しいことなのかもしれない。

が、

“至上主義者”から言わせてもらえば、

「そんなこと」と思われようが何だろうが、

貫き通して良い。

それが、「オリンピック」というものだ。

昨日のIOCでのプレゼンテーションでは、

東京都知事が“けったいな”英語スピーチを披露していた。

笑いを通り越して、気色悪ささえ感じてしまったけれど、

彼にとって、決して得意ではないであろう類いの表現力を求められるプレゼンを、

恥も外聞もかなぐりすてて披露したのだろうという内情を察すると、

よくやってくれたと、許せた。

スピーチでは、フェンシングの太田雄貴が英語も流暢で情熱的で素晴らしかった。

それぞれが、それぞれの思惑を持って加わっているのだろうけれど、

兎にも角にも、

ああやって国を代表してオリンピックを呼び込もうとしている人たちの働きを軽んじるべきではない。

どんな形であれ、「招致する」と決まって、最終候補の3都市に残っているこの段階で、

それに水を差すようなダサい国民にはなりたくない。

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