明治剣客浪漫譚

夕方、実家に寄ったついでに、「るろうに剣心」の単行本を全巻持ち出し。

実写化された映画版を見た影響で、無性に全巻読み返したくなった。

とりあえず、映画のプロットの元になっているだろう四巻目までを読破。

映画版では、斉藤一が先行して登場してくるが、

やっぱり四乃森蒼紫をはじめとする「御庭番衆」の悲哀は、描いてほしかったと思った。

その一方で、

主人公はじめ主要キャラクターの登場と合わせて登場する“雑魚キャラ”及び鵜堂刃衛のエピソードを上手くまとめているとも思える。

で、映画にて鵜堂刃衛を演じていた吉川晃司は良かったと思うが、

原作を読み返してみると、更に“濃い”キャラクターだったので、

吉川晃司のパフォーマンスが良かっただけに、もっと踏み込んだ演出が欲しかったところ。

それにしても、久しぶりに読むと面白い。

5巻以降、更に敵キャラの存在感が濃くなっていくので、良い。

敵キャラクターの濃い魅力は、この漫画の魅力に直結している。

やはり、この漫画は日本で一番アメコミに近い。

るろうに剣心 1 (ジャンプ・コミックス) るろうに剣心 1 (ジャンプ・コミックス)
(1994/09/02)
和月 伸宏

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