ロンドン五輪までとっくに三ヶ月を切っている。
次々に代表選手が決まっていき、高揚感を煽る。
昨日、今日と柔道の最終選考大会が開かれ、各階級の代表選手が決まったが、
正直、いまひとつぱっとしない。
男女とも殆どがオリピンック初出場選手が占めているということもあるが、
最終選考大会において、代表に決まった選手の多くがすっきりと勝利をおさめなかったことが大きな要因に思える。
有力選手として金メダル獲得が望まれる選手の多くが、
選考候補資格も満たしてない選手にあっさりと負けてしまう試合が目につき過ぎた。
それだけ、国内選考のレベルが高いということの表れかとも思うが、
じゃあその選考基準て何なんだと思わざるを得ない。
ランキング制だのポイント制だの、近々の国際大会の実績を重視する姿勢も理解はできるが、
五輪本番は当然「一発勝負」なわけで、
どれだけ国内レベルが高かろうが、大一番の試合で負けてしまう選手が、果たして四年の一度の大一番で勝てるものなのか……。
代表選手発表後、柔道連盟は「最低でも金メダル7個」などとやけに大口をたたいているが、
正直、その目論見はあまりに浅はかに思え、苦笑いを禁じ得ない。
選手名を読めずに笑っている場合ではないのではないか……。
もちろん、代表に選ばれた選手らに対しては、精一杯応援をしたいと思うけれど。
来週末からはついにバレーボールの世界最終予選が始まる。
季節と共に、熱くなってくる。
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