おヒサシネマ! 「G.I.ジョー(2009)」

久々鑑賞☆おヒサシネマ!

 

劇場公開時も存分に楽しめたが、再度鑑賞し直してみると、やっぱり面白かった。
こういう映画は、理屈っぽい粗探しなんてポイッと放り捨てて、上映時間分だけ楽しめればそれが正解だと思う。
そういうブロックバスター映画の本質とも言える娯楽性を描き出すことにかけて、監督のスティーヴン・ソマーズの資質はやはり長けている。

“G.Iジョー”の映画化と言っても、ベースになるのは漫画や小説ではなく世界一有名な「玩具」なわけで、ストーリーなんてそもそも存在しない。
言い方を変えれば、その玩具で遊んだ世界中の子供たちの“イメージ”の数だけ無数のストーリーがあるということだと思う。
その数多の“イメージ”の幾つかを実に豪快に映像化してみせた快作と言って良い。

「玩具」の映画化に相応しく、最大の見所は敵味方の境なく披露されるギミックの格好良さだと思う。
パリの街を所狭しと駆け回るハイパースーツから、すべてを食い尽くす最恐のナノ兵器に至るまで、諸々のギミックの性質がとてもユニークで、それを見ているだけで“男の子心”をくすぐられ充分に楽しい。

スティーヴン・ソマーズ監督繋がりで「ハムナムトラ」シリーズの面々がちょこちょこ顔を出していたり、いまやトップスターとなったジョセフ・ゴードン=レヴィットが意外な役で存在感を示していたりと、改めて見返すとキャストも多彩だった。

ついに続編も公開された。ブルース・ウィリスが半ば強引にキャスティングされていて、プロモーションではやけにブルース・ウィリスVSイ・ビョンホンの構図が強調されているが、おそらくこれは日本国内向けの安直な広告戦略だろう。
一作目の小気味良い豪快さが崩壊していないことを祈りつつ、やっぱり続編も観に行ってみようかな。

 

「G.I.ジョー G.I. JOE: The Rise of Cobra」
2009年【米】
鑑賞環境:TV(吹替え)
評価:8点

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