
結婚式が好きである。幸せな宴会ほど楽しいものは無い。
金曜日に“玉ねぎ王子”の結婚式に出席して、
あらためてそのことを実感した。
お昼過ぎからの挙式に出席して、披露宴、二次会、三次会を終えて、日が変わった午前1時過ぎに散会となった。
12時間以上テンションが上がりっ放しだったので、もうだいぶ眠かったが、最後二人になった友人と行きつけのバーに行った。
他の客が誰もいないただっ広いバーで飲みながら、「ああ、良い結婚式だった」と言った。
ゲスト160人超えの大盛況さだったり、
バラエティーに富んだプログラムだったり、
司会が地元の人気パーソナリティーだったり、
自分の“友人代表スピーチ”がまずまずウマくいったことだったり、
“良い結婚式”だったことを物語る要素は沢山あるけれど、
結婚式での新郎新婦の姿を見て、
「ああ、良い夫婦になるんだな」と、勝手に確信めいたものを感じたことが、
その最たる要素だと思う。
僕も玉ねぎ王子もいよいよ三十路だが、同時に、まだまだ三十路であり、
これから大変なことも困難なこともたくさんあるだろうと思う。
それでも、一つの幸福な区切りをつけられたことが大切なことで、かけがえのない「一日」だったろうと思う。
お互いの幸せを祝い、祈りつつ、以下“友人代表スピーチ”の原文を掲載(自己満足)。
隆介君、藍さん、
本日はご結婚おめでとうございます。
お二人のご家族、ご親族の皆様がたにおかれましても、心よりおよろこび申し上げます。
ただ今、ご紹介にあずかりました 新郎 隆介君 の友人で 今はホームページ制作会社の担当者として 「株式会社OCファーム 暖々の里」のホームページのサポートもさせてもらっております 白石 尊 と申します。
隆介君とは高校時代からの付き合いで、出会いからもう15年になります。
隆介君も僕も、今年いよいよ30歳となりますので、気がつけば、人生の半分は付き合っていることになります。
故に、最初の出会いがどんなものだったかなんて、正直もう忘れてしまいました。
振り返ってみると、ただずうっと、馬鹿なことを言い合って、
ひたすらに笑い続けてきたなあと。そんな印象です。
これは、僕が一方的に思っていることかもしれませんが、
隆介君と僕は、性格や環境、その他いろいろな部分が、とても“似ている”と思っています。
同じようなタイプのB型だったり、
兄思いの妹がいたり、
くよくよして泣いたり、
悪ノリしすぎて後悔したり、
お腹が弱くてしょっちゅうコンビニに駆け込んだり、
そして、共に「あい」という名の女性を妻として選んだり……
とにかく、なんとなく、さりげなく、共通点が多いのです。
そんな彼だからこそ、実は消えない一つの思いがあります。
それは、
「負けられない」
という思いです。
隆介君に、直接こういう思いを伝えたことはこれまで無かったし、
この祝福の場であまりふさわしくない言い回しかもしれませんが、
僕はずっと彼の姿を見てきて、
「こいつにだけは負けたくない」と思い続けてきました。
高校を卒業し、それぞれの「夢」を抱いて、同じ時期に東京で暮らしました。
僕が少し、…………いや大いに人生で伸び悩む中、
彼は偉大な「親父さん」の背中を追い、追い抜こうと、どんどんどんどん成長していきました。
アメリカの広い大地に降り立ち、ひとまわり人間として大きくなって帰ってきたと思えば、
すぐさま自らの会社を立ち上げ、またひとまわりも、ふたまわりも大きくなり、
みなさまご存知の通り、瞬く間に、自らの「玉ねぎ王子」というブランド力を高めていきました。
僕自身が、立ち上げに携わったブログ「玉ねぎ王子のだんだん」にアクセスし、
彼の活躍の報告を見る度に、「凄いなー」と思うと同時に、
正直、悔しくて、時には“嫉妬”さえ感じてしまいました。
“嫉妬”は次第に“憧れ”となり、今は一人の人間として心から尊敬しています。
そして、あらためて「負けたくない」と思いました。
彼が、頑張るのなら、当然「僕も頑張らないと駄目だ」と刺激を受け続けて、今に至ります。
一人の男として、友人として、息子として、兄として、夫として、そしていずれは父親として、
それぞれの人生を通して、これからも隆介君とは競い合っていきたいと思っています。
そう思える友人がいることは、僕の大切な誇りです。
隆介、藍ちゃん、今日はほんとうにおめでとう。
どうか「世界一幸せな夫婦」になってください。
と、言いたいところですが、
それについては、ウチも負けるつもりは毛頭ないんで、そこんとこどうぞよしなに。
コメント
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コメントありがとうございました。
スピーチ、とても良かったですよ。
「熱」を感じました。
こんな仲間が居てくれる玉ねぎ王子は幸せですね。