おヒサシネマ! 「ザ・ロック」

久々鑑賞☆おヒサシネマ!

 

4年ぶりに、“また”「ザ・ロック」を観てしまった。
こういう「鉄板」の娯楽映画は、目の前で流れているとついつい見入ってしまう。

ショーン・コネリーの年齢を超えた格好良さ、エド・ハリスの渋さ、監督マイケル・ベイの娯楽センスの高さ、この映画が成功したポイントは多々あると思うが、最たるポイントはやはり“ニコラス・ケイジ”だと思う。

今作の前年に「リービング・ラスベガス」でアカデミー賞を受賞した彼をバキバキのエンターテイメント大作に起用した製作者のジェリー・ブラッカイマーは、この俳優の「本質」をよく見抜いたと思う。

ニコラス・ケイジが「名優」の一人であることに異存はないが、彼がその他の名だたる「名優」たちと一線を画す要素とは、たとえどんな馬鹿映画でも真っ当な演技をして、その世界観に“フィット”するという部分だと思う。

この作品以降、アカデミー賞を受賞した俳優が娯楽大作に起用されることは珍しくなくなった。
しかし、ニコラス・ケイジほどフィットした俳優はおらず、善し悪しは別にして、彼が主演した娯楽作品はもはや“ニコラス・ケイジ印”の作品として独特な味わいを持つようになっている。

プライベートに失敗して、作品を選り好み出来ないという実情もあるのだろうけれど、これからも僕たちは、“ニコラス・ケイジ映画”を時に侮蔑しつつ、時に高揚しつつ、愛していくことだろう。

 

「ザ・ロック The Rock」
1996年【米】
鑑賞環境:動画配信(字幕)
評価:9点

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