日本代表の帰国会見にて、控えだった今野や森本らが“一芸”を披露して、選手らをはじめ場内を笑わせた。
そのニュース映像を見て、またとても幸福な気分になった。
スポーツを愛する者にとっての幸福は、自分が応援しているチームや選手の「勝利」だ。
それは間違いないし、如何なる時もファンは「勝利」を求める。
ただそれは同時に、応援するアスリートらが“歓ぶ姿”を見たいということだとも思う。
たとえ最終的な結末が「敗北」だったとしても、
最終的に“歓ぶ姿”が見られたのなら、それでいい。
それがスポーツにおけるカタルシスの本質である気がする。
南アフリカワールドカップの日本代表の4試合を通じて、
“代表チーム全体”が、「歓喜」した姿そのものこそが、ファンが得られた最高の「歓喜」だったと思う。
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