“自分の中の何かを表現するという類い”の生き方を本気で目指していた。
実は、まだそういうものを、諦めているわけではないのだけれど。
そういう意味で、映画や漫画や小説など、「表現物」が好きなのだと思う。
そんな中でも、自分の感受性により近いテーマや手法を、具現化している作品に触れると、
「あー、面白い」とつくづく思うと同時に、
「あー、悔しい」と思う。
こういうものを、自分で創造できたなら、素晴らしいのにと思う。
浅野いにおの最新短編集を読んで、改めてそういうことを思った。
ただ、「共感」することは、誰にもできるわけで。
世界中の人が理解できる手段で表現できるからこそ、「特別」なのだ。
その「現実」はさすがに分かる。
しかし、不器用に可能性を模索する「自分」があることも事実で、
それも同様に「現実」だと思う。
世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) (2008/10) 浅野 いにお 商品詳細を見る |
コメント
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久々にコメント頂けると嬉しいものです。
或る主婦も、或るボイラーも尊敬すべき面白い人間ですよ。
そういう人達に囲まれているから、自分というものが、
あると思います。
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マツアミさんは色々アクティブで幅のある主婦だと思うけどねー。TKにしてもね。そうゆう人は羨ましいね。
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ただの主婦ですがなんとなくわかる。
表現することは生きてる限りできるから、保守的にならないようにしたいと思います。知ることや感じることをやめた時に可能性はなくなるよね。私はだめだなー、人間に幅がない。