アンチへの賞賛

土曜日。秋の夜長。

飲みの誘いものないので、一人酒を飲む。

ひさしぶりに、スポーツの話でも……。

今年は、とんとプロ野球を見ていない。
何と言っても、今年はオリンピックイヤーでもあったし、そもそもプロ野球に対する関心が薄かった。
そこに加えて、星野JAPANの大惨敗。
オリンピック後の盛り上がりもなく、ポストシーズンを迎えているわけだ。

そんな感じで、今夜は、今年初めてじゃないかと思われるプロ野球中継観戦をしている。

セ・リーグクライマックスシリーズ第4戦。巨人VS中日。
今日、巨人が勝てば日本シリーズ進出が決まる。

現状8回裏。どうやらセ・リーグ優勝チームの巨人が順当に日本シリーズ進出を決めそうな展開である。

まあ、今年のセ・リーグは巨人だと思う。

とか言うと、僕がアンチ巨人だと知っている人は意外に思うかもしれない。
が、今年のセ・リーグで、一番良い野球というか、面白い野球をしていたのは巨人だと思う。(ろくに観戦もしていないくせによく言うという感じだが……)

何と言っても、「補強」が巧かったと思う。

資金力にモノを言わせる巨人の毎年の補強戦略には、批判も多い。
かく言う僕も、巨人が嫌いな最たる理由はそういう部分である。

しかし、プロフェッショナルのスポーツチームである以上、「強いチームを作る」ということ以上に重要視されるべき命題は存在しないと思う。
それが、生え抜き選手の育成であろうが、一流選手の補強であろうが、結果的にチームが強ければ、それが正しいと思う。

潤沢の資金を使って良い選手を集めて強いチームを作り上げるというプロセスも、それで結果が出たなれば、安易に批判はできないと思う。

そして、今年の巨人は、例年通りに補強し、その選手らがそれぞれ持ち味を出し結果を出したことで、「強いチーム」を完成させたと思う。

「メイク・レジェンド」などという巨人ファンが喜ぶ大きなオマケを付けて、今年のプロ野球は、巨人の一年だったと言える。

※          ※          ※

あ、決まった。

このまま巨人が日本シリーズを制したなら、WBCの代表監督は、原監督でもいいんじゃないかと思う。

コメント

  1. より:

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    たしかに今年は巨人やったな。

    近いうちに飲みにいきましょう。
    つーか、どんな顔したって帰るときは帰んだよ。

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