2008→2012

夏が終わった。北京五輪の閉幕と共に、急速に秋が訪れようとしている。

さて、開幕前から数多くの問題点を指摘されてきた北京五輪。
悪くすれば、直前にしてその開催さえ危ぶまれたこともあったほどだった。

が、総括すれば「成功」という言葉で締めくくれるオリンピックだったのではないかと思う。

それは、中国という大国が、その巨大なパワーで何が何でも成功させてやるという問答無用の力業で成し遂げた結果のように思う。

深く掘り下げれば、諸々の問題はやはり浮上しようし、各場面において表面的な取繕いが見え隠れしていたことは否めない。

でも、それはそれとして、かの国が、本当の意味での世界の第一線に立つために足がかりとして開催したこのオリンピックは、世界中の人々の心に残るビッグイベントとしてやり抜かれたことは確かだし、見事なオリンピックだったと言えると思う。

オリンピックとは、そうやってそれぞれの国の、良いところも悪いところも含めた「特色」を出しながら継がれていくもので、それだけのものをやり遂げた国は、開催後に何かしらの成長や発展を得るはずだろう。

次は、2012年ロンドン五輪。

4年後に向けて、新たな夢を期待したい。

あ、その前に2010年バンクーバー五輪ですね→

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