陸上

陸上の日本選手権の録画を見ている。
言わずもがな、北京五輪を目前に控えた同大会は、各種目の出場選考を兼ねている。

陸上競技というものは、基本的に運動能力が高くない自分にとっては、とても縁遠いスポーツだ。
球技などと異なり、技術や経験による誤摩化しがあまり効かないので、とても不得意だし、あまりやろうという意欲も湧かない。

まあだからこそ、見ている分には興味深いスポーツでもある。

多くの競技において、ほんの数秒で決着がついてしまう「勝負」は、端から見ているだけで充分な程に緊張感に溢れ、エキサイティングだと思う。

今日の代表選考会で一番熱かったのは、女子10000メートル。

レースは、念願の五輪初出場を目指す渋井陽子、同大会6連覇中の福士加代子、そして日本陸上史上初のママさんランナーとしての五輪出場を目指す赤羽有紀子による三つ巴の好レースとなった。

結果は、ファイナルラップまで及んだデッドヒートを制し、渋井陽子が制し五輪初出場を決めた。
惜しくも敗れた2選手も、保持タイムと今回の結果を見れば、五輪出場は叶うだろう。

当然の話だが、スポーツにおける勝負事は、競れば競る程面白い。

北京五輪での期待は、女子マラソンの地元出身・土佐礼子、ハンマー投げの前回金メダリスト・室伏広治。あと、男子のリレーのファイナル進出にも期待。

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