「弊害」の対義語が分からない

ご存知の通り、ガソリン代が高い。

今は束の間の引き下げとなっているが、すぐに高騰価格にリターンすることは明らか。

ただ、世の中物事の良い悪いは、視点によって一転するもので、

現状のガソリン税の一時的な引き下げによって、当月のCO2排出量は確実に増大の試算らしい。

ガソリンの消費が上がれば、CO2の排出量も上がるし、

ガソリンの消費が下がれば、CO2の排出量も下がる。

それは、至極当たり前のことだ。

生活への影響が大きいことは明らかだが、ガソリンの高騰によって、個人単位から企業単位までそれぞれが、必要以上に燃料の消費を抑えようと生活体制を変えざるを得なくなっていることは事実。

そこにはもちろん「不便」という言葉がつきまとうし、それ以上に危機的な状況を被っている人たちも多いだろう。

だた、こういう状態にならないと、俗に言う「省エネ」に対し個々人が具体的な動きをしないことも事実であり、ならば一概に現状を「否」と捉えることはできないのではないかとも思う。

もちろん現状の発端となっている諸々の問題に対しては是正されるべきであろうが、現状をきっかけにして、自らの日常生活と強いては地球という場所に存在する人間としての営みを、今一度見直すべきだとも思う。

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