晩秋花火

11月も既に半ば過ぎ。冬の足音は確実に響き始め、年末の喧騒もすでに気配を見せ始める。

すなわち、すっかり寒くなってきた。

そんな折、どういうわけだか“花火大会”。

シゴト終わりの疲労と、すっかり冷え込む夜風の中で、真夏でもあり得ないほどの大量の花火を、中学時代の友達と繰り広げた。

なかなかあり得ない光景は、結構刺激的だったと言える。が、いかんせん「寒い」。

寒さに耐えながら、“消化”していく大量の花火を前にして、「花火を夏するのは、冬の夜は寒いからだ」という当たり前のことを教訓として覚えた。

まあ、それはそれで楽しかったとは思うよ。

風邪を引いてなければいいケド……。

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