再開

だんだんと、自分の「言葉」が無くなっていく。

要求されるスタイルを、無理矢理自分に当てはめようともがく日々。

その先に「成功」があるなんて思えないのに、それを目指すふりをする。

何が残る?何か残る?

もはや自問自答する暇もない。

「暇」のない人生。もっとも忌み嫌うそれを連ねる。

こうやって蔑んでみるのは、実は簡単だ。

ただすべてを否定すればいいのだから。

ならば、どうすればいいのか。

結局のところ、誰にも聞くことはできず、何かを強いられることを望んでいない僕は、「自分」の中から導きだすしかない。

気がつけば秋。

じきに冬。

何が残るか?何か残るか?

やはり、今の自分には、自分のための「言葉」を残すことしか、術が無い。

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